こんにちは、まわりみです。
2023年に買って良かったもの、今年はあります！しかもいくつも。そんな自分が嬉しいので、後日書こうと思います。
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「私らしく、働くということ」
最近読んだ本「私らしく、働くということ」がすごく面白かった。
いろんな働き方、暮らし方をしている女性を紹介するムック本のようなもので、いろんな方のお部屋の写真を交えつつのインタビュー。
ブログなどでよく見る方がちらほら。
本の概要
働き方は暮らし方。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支える40−60代の素敵な女性に、仕事について聞きました。
登場人物、全員独身
この本の何が面白かったって、大好きな映画「アウトレイジ」のキャッチコビー「登場人物、全員悪人」を思い出して笑ったくらいに、「登場人物、全員独身」なのです。
本をめくってもめくっても、最後まで全員独身だった。
男性だけが亡くなる疫病か何かが広まって、世界から男性が滅亡したんだっけ？と勘違いするくらいに全編に渡って男性の影のないインタビュー記事と、写真。
この男性を一切スルーして作られた本から、強烈な男性批判のようなものを感じて面白かった。
独身と言っても、ずっと独身の方もいれば、数年で離婚した方もいるし、子連れで離婚された方もいた。
ただ本に掲載された時点では、登場人物、全員独身。
子供がいた方も皆さんもう育て終わり、一段落して、一人暮らしになっている方だった。
女性で良かった
ものすごく、時代を感じた。
そして、女性で良かったなと思った。
あぁ、女性ならこんな暮らし＝生き方ができるんだ、と。
男性だと、こうはいかない。
自分には共感しかなかった
この本に登場する方は、中には長年正社員として働いてそれなりの年収を手にしている方もいたけれど、多くの方が、非正規やフリーランスで、多くのお金を稼いでいるわけではない感じ。
それでも日々、楽しく働き、暮らし、大満足しています、っていう内容ばかり。
細々と、でもゆったり楽しく幸せに生きている身としては、だよねー、そうだよねー、これがいいよねーって感じで楽しく読めた。
収入が少なくても、立派な持ち家じゃなくても（賃貸の方が多かった）、夫がいなくても、いや、だからこそこんなに楽しいです、という本でした。
経験を経てのその暮らし、良いと思います
しかも登場する方々のほとんどが、最初から今のような素敵なお部屋で暮らしています、という感じではなく、皆さん試行錯誤、紆余曲折の上での、今のシンプルな生活に落ち着かれていて説得力もあり。
わかるわかるー、着飾るための買い物とか、豪華な暮らしや食事とか、定期的に海外旅行へ行くとか、ほんともうどうでもいいよねー、と、共感しかなかった。
男性が嫌いってわけじゃないけれど、ひとつの生き方のモデルとしてすごく良い本でした。
まわりみでしたー。
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