地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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アボカドと私とお母さん

こんにちは、まわりみです。
職場での飲み物代をタダにするストロングスタイルな方法、もちろん今もやっています。緑茶で。


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10数年前、都会で一人暮らししている頃に「アボカド」に出会った。
外食した時に初めて食べて、これ美味しい!ってなって、その後は自分で買って食べるようになったような。
それからは、アボカドが生活に溶け込んでいった。
スーパーで白菜やキャベツを買うよりも頻繁に、とりあえずアボカド買っとくか、的存在に。
だってアボカドはそのまま醤油をかけるだけでご飯が進むし、美味しいし、栄養面でも「森のバター」と言われるほど。
手軽で美味しくて、なんかお洒落。買わない理由がない。


その後、実家に戻り地方生活となった私。
私がアボカドを日常的に買って食べている話をしたら、母親にびっくりされた。
テレビで見るあの野菜(アボカド)、どうやって使えば良いのかわからない。どれが食べ頃なのかの中身の様子もわからないし、怖くて買ったことがない。
とのこと。いやいや、そんなに怖がらなくても。


どうやって使えばも何も、切って醤油かけて食べてもいいし、塩コショウ+オリーブオイルでもいいし、焼いた肉に添えて一緒に食べてもいいし、納豆と混ぜてもいい。
なんてことないよ、オールマイティーだよ、むしろ簡単だよ、とお手本を見せると、とても喜ばれた。


そしてその後は、母親も結構積極的にアボカドを食べるようになった。
美味しいし、栄養がある上に、何よりもお洒落っぽいのが嬉しいらしく、知人や親戚に「私は最近、結構アボカドを食べている。とても簡単で美味しいからおすすめ!」と自慢にもならない自慢をしているのを何度か目にしたことが。


確かにその頃(10数年前)の地方のシニアの世界では、アボカドはマイナー野菜だったからなぁ。
確かにアボカドは皮がゴツゴツして怪しいし、中の熟れ具合もわかりにくいから、ちょっととっつきにくい印象がある。
だからシニアしかいない家庭が買ってみるにはハードルが高い野菜だったのかもしれない。


こうやって新しいものというのは、人づてに、若い世代から教えてもらいつつ、広まってゆくのだろうなぁ。
サラダチキンとかもそうで、この白い肉、大丈夫か?謎っぽいぞ?と始めは思うけれど、食べてみるととても便利で美味しいとわかる。
うちの母親なんてはじめ、「この白い肉(サラダチキン)は焼いて食べるものなの?」と言っていたし。
いやいや、焼いたら意味ないですから。


アボカドは、ヘタ部分を触ってグラグラしていたら食べ頃です。
まわりみでしたー。



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