こんにちは、まわりみです。
朝ドラ「らんまん」の安定感が半端なくて、秋まで確実に楽しい朝を過ごせそうです。神木隆之介くん、ありがとう。安心して見ています。
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大人になってから地方に住んで思うのは、地方って本当に治安が良いよな、ということ。
地方に住んで10年ほど経つけれど、ホームレスを見たことがないし、普通に生活していたら消費者金融の看板をほとんど目にしないし、ヨレヨレのスーツを着ている人も全然見かけない。
大阪と東京では、日々駅を利用する電車通勤だったこともあり、日常的にそういう人やモノを見かけていた。
今の生活と全然違っていたなぁと思う。
そんな地方での生活は治安が良いし、安全だし、とても衛生的だとは思うけれど、ちょっとクリーンすぎないか？と思ったりもする。
ホームレスになって家がなくなると、こんなダンボールハウスに住んで寒さをしのいで、お風呂に入れず顔や体が真っ黒になって悪臭を放つようになるんだな。
あの人は普通のサラリーマンっぽいけれど、まさに今、消費者金融へ入っていった。世の中には、普通そうに見えるけれど、お金を日常的に借りている人が存在するのだな。
もし自分もお金に困ったら、こういう所へ出入りすれば、とりあえずのお金は工面してもらえるらしいのだな。
この人の着ているものはスーツっぽいけれど、ヨレヨレだし明らかに他の人と素材感も違う。普通の会社員ではなさそうだな。スーツを着慣れてなさそうだな。
日々生きていてもそんなことを考えることがない、学びの機会がない地方での生活。
地方にだって、どこかでホームレスやヨレヨレスーツの人は存在しているのだろうし、消費者金融だってあるのは知っている。
でも、全然日常的に見ないから、割と存在しないことになっている。
都会って、銀行と消費者金融が同じような場所にギュッと存在していたように思うのだけれど、地方では消費者金融って、わざわざ見ないと見つけられないような場所にあるイメージ。
気軽に入る場所ではないオーラが、都会よりもすごい。
そしてその存在が、巧妙に隠されている感じがする。
意識して見れば確かに存在するけれど、無意識にその場を通ると全然目に入らないようになっている。
だから地方って、ぱっと見は全員がちゃんとしているし、変なお店も全然ないから、とても優等生。
それはとても良いことなのかもしれないけれど、子供や若者にとっては良くないんじゃないのかなと思う。
世の中には、テレビでは決して見ることのない色んな人がいるということを見せた方が良いと思うんだけどな。
ドラマで見る東京の風景は、本当のようで嘘だから。
ドラマの通勤シーンで、ヨレヨレスーツを着たくたびれた人は歩いていないし、ゾンビみたいなホームレスが写ることは決してないから。
地方は人口密度が低いしなぁ。
まわりみでしたー。
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