地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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私には、ここ地方でストレスを抱えて働いていた過去もあります

こんにちは、まわりみです。
好きな焼菓子は、バウムクーヘンとフィナンシェです。これからは小麦の値段がますます高騰するということで、これらはどんどん高級なものになると思われます。


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今でこそ地方で心穏やかに平和に生きている私だけれど、地方に住み始めた当初からこんな感じではなかった。
今の派遣先で働く前、1年も続かなかったパート先で全然向いていない仕事をしていて、しかも長くいるおばさんにいじめられて、ストレスが半端なくて、休みの日はひとりカラオケとドライブへよく行っていた過去がある。


あの頃の私は、とにかく大きな声が出したかった。
だから一人で無心で歌を歌い、海辺へドライブへ行って車の窓を閉め、訳もなく大きな声を出していた。
これをする1回につき2〜3時間は無駄にしていたし、カラオケ代やガソリン代も勿体なかった。
家では、わざわざ買ったビールだって結構飲んでいたし。
でも、その時間がなければあの時は生きていけなかったから必要経費ではあった。


今思えば、あんな職場はすぐに辞めれば良かったのだ。
それなのに、ここで頑張れば社員にしてもらえるっぽいし頑張ってみようかなと思った私が馬鹿だったのだ。


私は元々そこの面接に落ちたのだけれど、どうやら受かった人がすぐに辞めてしまったということで、呼び戻された女だった。
そんな大切でわかりやすい、「この職場ってヤバいかもよヒント」も貰っていたのに、今思えばほんと自分ってば情けない。
1〜2週間で辞めた、元々受かってた人がどんな人だったのかは知らないけれど、あなたは偉いよ。そして私は馬鹿だったよ。


最終的にはかなり精神的に追い詰められて逃げるように辞めたから、あんまり良い辞め方ではなかった。
でも心がおかしくなる前に辞めた私を、今では大いに褒めてあげたい。


辞めた今でも、私をいじめたおばさんの事が大嫌いだし、私の知らない所で不幸になっていますように、と願っている。
人の不幸を願うなんてと思われるかもしれないけれど、私はそのくらいに傷ついたから、それを自分に許している。
そのくらい許してあげないと、自分がかわいそうだから。


そういうわけで、私は地方に住み始めてからずっと楽しいー!みんな大好きー!ってわけではない。
はじめは最低最悪のスタートだったということは、時々思い出すようにはしている。
地方に住めば幸せになれるってことはないのだ。
自分次第。環境次第。


あの頃を思えば、今は天国にいるようです。
まわりみでしたー。


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