地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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たまには散財しないと、ゆがんだ大人になる話

こんにちは、まわりみです。
私はカレンダー通り、明日から5連休。連休中は、毎朝パンを食べようと思っています。


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私はなかなかの倹約家な家で育ったので、今でも日常的に外食へ行ったり、ちょっと疲れたからとお弁当を買ったり、イベント会場で割高な食べ物を買う、ということにかなり抵抗がある。
それは、子供の頃に家族でそういう経験をほとんどしてこなかったから。


それは共に育った弟も同じなようで。
だから、弟は結婚した最初の年のクリスマス、ケンタッキーフライドチキンでクリスマスバーレルを予約して買った。
そして私に、「俺は遂に、子供の頃からずっと憧れていたクリスマスバーレルを買ったぞ!あのでかいバケツ、初めて見たわ!感動したわ!」と自慢してきた。


それを聞いた私の反応はこんな感じ。
「すごーい!良かったね、おめでとう!まじでかー!そっかそっかー。お皿も付いてる、あのでかいバケツ型のバーレルでしょ?あれ、ケーキも付いてるらしいじゃん。いやー、良かったね。遂に幸せを手に入れたね!」


ちょと興奮したよね。
同じ家庭で育った私にとってこの弟の行動は、とてもよくわかった。
弟が、クリスマスバーレルにずっと憧れていた気持ちがよくわかるから、心から嬉しかった。


一応、我が家だってごくごくたまに、食事としてケンタッキーフライドチキンを買ったことは、ある。
でも、クリスマスケーキですらもお付き合いきっかけ等がないと買わなかった我が家にとって、クリスマスバーレルなんて夢のまた夢。
ケンタッキーでバケツいっぱいに何かしらが色々と入っているらしいバーレルなんてうちで買うわけがないので、私は子供の頃から、あれが欲しいという気持ちになったことすらなかった。
あぁ、世の中にはああいうものを買う贅沢な家庭があるのね、という認識の下、視界からスルーしていた。


でも弟は違って、いつか買ってみたいな、と思っていたらしかった。
わかる、その気持ち。わかり過ぎるくらいに私にはわかる。
子供の頃からそういう憧れを真っ先に封印してきた私だけれど、めちゃくちゃ共感した。
バーレルを買った弟よ、本当に良かったねと、心から思った。


そんな私は思うのです。
子供のいる家庭では、コスパは悪くてもいいから、いわゆるちょっとした贅沢というか、一般家庭が当たり前のようにやっているちょっとした外食的なことは、たまにでも良いからやるべきだと。
ネットなどで見かける、節約家な4人家族(夫婦+子供2人)の休日の過ごし方として、おにぎりと水筒持参で昼食代カット!約◯◯円の節約です!とか書かれているけれど、それって、時と場合によるし、いつもそれだと子供が可哀想だなって思う。


これは子供の頃はいつも、おにぎりと水筒持参な家庭で育った私が言うのだから、間違いない。
正直そんな行楽では、楽しい思い出の楽しさも、ちょっと減っちゃうわけです。
これほんと。
今でも私は恨みを込めて親に言う。
「うちって、出掛けたときにうどん食べることすらなかったよね。いつも車の中でおにぎり食べてさ。缶ジュース買ったとしても、1本を4人で分けてさ。ほんと、最悪だった」って。


連休中の今、私は言いたい。
ネットの情報なんかを鵜呑みにして、毎回、絶対に外出の度に家からおにぎり持参を頑張ろうとしている方がいるのなら、それは間違っているかもしれませんよ、と。
経験者は、今、語る。


お互い、楽しい連休を。
まわりみでしたー。


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【予告】
カレンダー通り、明日から5連休です。
来週月曜日も、お昼12時の更新です。ナイナイとオードリーのオールナイトニッポンのこと。


【日記ブログ】行動半径2.5キロの地味な日常
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