コールセンター的仕事をするか／しないか - 地方に住むって、こういう感じ

こんにちは、まわりみです。
新入社員のキラキラ感を冷めた目で見てしまいます。

ーーーーーーーーーー

仕事の不公平について言いたい

私が今派遣されている職場には、同じ派遣会社から20名ほどの女性が派遣されている。
（決して男性は派遣されてこないのが地方って感じだし、THE昭和な会社）
いろんな部署に1〜2名ずつ派遣され、その業務は様々。
その中で、その業務があるかどうかで、すごい負担が変わるよね、これって不公平じゃない？って思う仕事がある。
それは社内で全然問題視されていないのだけれど、私的には大問題だと思っている。

その仕事とは、
会社対会社ではなく、一般のお客様的な人と電話で会話をするかどうか。

その実態は

そういう業務にあたるのは、20名のうちの約半数弱くらい。
ちなみに私は、その電話業務に当たらなければならないハズレ側。悲しい。

普段のルーティーン仕事と並行して、1日に数度、一般のお客様的な知らない人（主に老人と精神ヤバめの人）と会話をする。
内容は様々で、ちょっと教えて欲しいとか、ちょっと意見を言いたいとか、ご立腹系とか。
ずーっと一方的に話し続ける人もいれば、「お前はどう思うんだ？オラ！」みたいな人もいる。
忙しい時に、まじでどうでもいい同じ内容の話を延々と聞かされたりすることも。
ええもちろん、時には暴言だって浴びせられますとも。

他の派遣の子、いいなぁ

私のようなハズレ側ではなく、アタリ側の派遣の人たちは、日々のそういうロシアンルーレット的なストレスを全く受けずに働くことができて本当に羨ましい。
仕事で接するのは、社内の人と社外の関連会社の人だけの平和な世界。
そりゃ、そんな中でも人間関係の問題はあるだろうけれど、私みたいに、不特定多数の人とのストレスがないというのは、かなりメンタル的に負担が少ないと思う。

こっちはさ、いつもの絶対頭のおかしい変な老人と電話した直後に帰宅する日とかもあるわけよ。
うわー、あいつ今日も最悪だったなー、とか思うわけ。
顔も名前も知らないその老人のことを考えて、「あいつ毎回同じ内容で電話してきて頭おかしすぎる。早く◯ねばいいのに」とか思いながら帰るのですわ。
ほんと、メンタルに良くない。

なぐさめ合う我々

なので、そういう電話対応業務にあたっている派遣社員同士で、
「この前こんな変な内容で電話があって最悪だった」
「最近はこんな内容が多い」
「だいたい爺さんしか電話してこないよね。あいつら絶対友達いなくてさみしいだけなんだよ、クソが」
とか言い合ってなぐさめ合っている。
悪口というコミュニケーションツールを、がっつり使わせてもらっている。

そこは区別して時給くらいは上げるべき

電話の内容は、その派遣された部署に関連する問い合わせなので、電話を受けなきゃいけないのは仕方がない。
でも、そういうハズレ側の部署に派遣される人は、アタリ側の人よりも時給を上げるとか、そういう何らかの区別をして優遇すべきだと思うのですが。
そのへん、どうなんですかね。

特に今みたいな高齢化社会の中で電話してくる人のほとんどは、根本は淋しい暇な老人だけって感じ。
老害がほんとうに増えてきている。
ただ女性と電話したいだけなんだろ、みたいな爺さんもいるし、明らかに精神がおかしい奴もいっぱい。
そんな中で、ナビダイヤルにもせず、ただただサービスで電話を受けてあげるこの会社は、これからの時代に乗り遅れていると思う。

↓社会派ブロガー・ちきりんさんのこのエントリーもぜひ併せて読んでほしい
chikirin.hatenablog.com
chikirin.hatenablog.com