地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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服へのこだわりがなくなって生きやすくなった

こんにちは、まわりみです。
良く言えば安全運転、悪く言えばゆっくり過ぎな運転をする私は、次々と追い越されると、自分が全否定された気持ちになります。


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地方に住み始めて、不特定多数の人に自分の姿を見られる電車に乗らなくなったり、年齢を重ねたこともあって、あんまり服を買わなくなってしまった。
若かったあの頃の私は、なぜあんなにも狂ったように洋服を買っていたのだろう。
どうかしていた、頭がおかしくなっていた、としか考えられないくらいに買っていた。


今は、シーズン前にトップスを5着くらい適当に揃えて、それを着倒して、シーズン終わりにだいたいのものを捨てる。
全てがハンガー収納で、あったかインナー的なものさえもハンガーに掛けている。
シーズン毎に服を使い捨てるってサステナブル的にどうなのよ、と思われるかもしれないけれど、シーズンが終わる頃にはボロボロだから、サステナブル的にむしろ良いことをしている気分。


そんな毎日は、本当に気楽。
どうせ捨てるのだからと、高価過ぎる店に入る必要がなくなった。
どうせ捨てるのだからと、気合いを入れて選ぶ必要もなくなった。
とにかく服に力を入れていない。


これまで色々な服を着てきたから、まぁこれなら今の自分にとって「変ではないよね」というものを選べているつもり。
だから、それに則ったものをただ着ているだけ。
しかもあの頃の自分よりも痩せているのだから、選びやすいことこの上ない。


こだわりがなくなり、判断力が鍛えられ、システムを考えることによって、とにかく服への悩みが減って生きやすくなった。
生きていれば悩み事、困り事はどんどん出てくるのだから、服の分野では今はもうあんまり考えたり、困ったりしたくないのです。


服を買いに行く1時間を、家でぼーっと無駄に過ごす時間に充てたいです。
まわりみでしたー。



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