地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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その「一人暮らし」は、私のしていた「一人暮らし」とは違う

こんにちは、まわりみです。
3月あたりからずっと暴飲暴食気味なので、5月の連休明けからはもうちょっと自制した食生活に戻したいです。今日からではなく、連休明けから。そんなズルズルは良くないとは言うけれど、このようにチート期間を設けることは大切だとも思うのです。


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ずっと地方の実家暮らしだった知人女性が、40歳を過ぎて、ここ地方で初めて一人暮らしを始めた。
おお、遂に実家を出たのかぁ、とは思った。
でも私は知っている。
それは「一人暮らし」と言うものではあるのだろうけれど、私が20代で都会でしていた「一人暮らし」とは全然違うものだと。


彼女は私と違って、今とても仕事を頑張っている。それはすごい。
でも、収入がたっぷりあり、毎週近所の実家で両親と食事を共にし、高価な車で通勤するようなお金と精神に余裕のある一人暮らしでは、私が都会での一人暮らしで得たもの、体験したものは、決して手に入らないと思う。
「給料が増えてお金が貯まる一方だから、そろそろ一人暮らしでも…」で探しに探した物件で始めるのでは、遅いのだ。


若い時だからこそできたことや、若い時だからこそ得られるものってあるなぁと、しみじみ思う。
私にはもう、都会でのあんな暮らしはできない。
あぁ、ほんと、若い時に都会で一人暮らしをしていて良かった。
今はもう、ほんと無理。あれは、あの頃しかできなかった。
あの頃の私、偉い。よく頑張ってたね、と今更だけど褒めてあげたい。


・電車通勤で、家から駅までど深夜でも10分以上は歩く
・ドアtoドアで約1時間かけて電車通勤
・ガツガツ仕事
・職場以外の人とほぼ喋らない孤独な日々
・ストレス解消も兼ねたショッピング
・デパ地下や成城石井で頻繁に美味しいものを買う
・実家に帰るのは年に1〜2回だけ
・生活はカツカツ


やらない方が良かった苦労だったと言われればそうかもしれない。
でもそれ以上に、やって良かった楽しさや、経験は大きいと、声を大にして言いたい。
自分の、今の時点でのこれまでの人生を振り返っても、やっぱり20代の都会で経験は、今の人生にとても役に立っているなぁと思う。


自分で考える力がついたというか、自分の選択に自信を持って生きられるようになったというか。
そういうのは目に見えないけれど、心をすごく支えてくれる。
お金があると周りにやさしくできると言うけれど、経験においても同じことが言えるというのは、本当だと思う。


だから今、生きていて楽しいと改めて思った。
まわりみでしたー。


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