地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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都会でランチ外食生活、若い時にやって良かったことの一つ

都会時代、かつ若い頃にやって良かったなと思うのは、連日の外でのランチ。
都会で過ごした十数年、全てが外食だったわけではないけれど、特に就職してからの約3年間、大阪で外回りの仕事だったので、毎日色々な場所で色々なものを食べた。


あの頃は食べログのない時代。
はじめこそ先輩と回っていたので、先輩の定番のお店で一緒に食べるという流れだったけれど、1人になってからは、自分の判断で毎日昼食を選ぶ日々。
これが自分の人生にすごく糧になったなと、今となっては思っている。


はじめの数年は就職したてで、予算をどう振り分けるべきか全くわからない。
そんな中で毎日お昼が外食だなんて、お金がかかって嫌だなぁと思っていた。
けれど一人暮らしだったので、ここで1日の栄養をしっかり取るようにしよう!と切り替えて過ごしていた。


1週間の予算を、確か6000円までと決めて、それに収まるようにとゲーム感覚。
食べる時間がたっぷり取れたら、小洒落たイタリアンへ。追加でケーキも食べて1600円。
翌日は、居酒屋のランチ800円で調整、とか。そんな感じで楽しくやっていた。


1人なので、その時の自分の体調や気分に合わせて食べられた、っていうのが、すごく良かった。
最近元気がないなぁと思ったら、がっつりトンカツを食べていた。「がんこ」のトンカツが好きだった。
大阪っぽいものが食べたいなと思えば、「ゆかり」のお好み焼き定食。当然、おにぎりと味噌汁付きの。
ケーキが食べたい気分なら、食事は牛丼にして短時間で済ませ、その後のケーキタイムでまったりと、みたいな日も。


食べログもない時代、お店の外から見た雰囲気やメニューで決めることも多くて、そういう見る目も鍛えられたような。
もちろん、はじめは都会の雰囲気に流されて、おしゃれなカフェに入ってみたら美味しくなかったり、割に合わないほぼ具なしパスタが出てきたりと、失敗もたくさんした。
今となっては楽しい思い出。


あの大阪でのランチタイムで、いろいろなことを学べた。本当に、若い頃に経験できて良かった。
お金はかかったけれど、毎日外食って、舌が肥えて味やコスパ感覚に敏感になれるから、生きる上で本当に糧になる。
人生は選択の連続だと言うけれど、まさにそう。


毎日自分の気持ちに寄り添って、自分でお金を出して食べるものを選ぶ、ということに大きな学びがあった。
大げさな書き方だけれど、これ、若くてお金のない頃にやった人にしかわからないと思う。


そんな私だけれど、今では、いつも決まった時間、決まった場所で、自分で作った中身のわかっている代わり映えのしないお弁当を食べている。
今は、それがとても落ち着く。これが最高。もう、あの選択の日々には戻りたくない。
大事なことは自分で選びたいけれど、ランチまでも日々選択するのは、もういいやって感じ。


効果的な自立のタイミングって、あると思う。
まわりみでしたー。


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