20代を都会で過ごし、今思えば楽しかったけれど無駄遣いばかりだったようにも思うあの日々。お金も、仕事も、時間も、振り返れば空回りばかり。でも、めいっぱい過ごしたので、今は悔いなし。だから、充実していたとも言える。
あの頃があったから、地方に出戻った今を楽しめている自信がある。
とにかく経験値がめちゃめちゃ上がったので、動ける20代を都会で生きて本当に良かったと思う今日この頃。今の私に、あの生活はもう無理、絶対!
私が都会で過ごしたのは、殆どが2000年代。1ドル360円だった時代があったように、あの頃は何をするにもお金がかかる時代だった。
断捨離やミニマリストなんて言葉もなく、後半、辛うじてドミニック・ローホーさんや、シンプルライフという言葉が出てきたくらい。
でも、良い時代でもあった。なんか、キラキラしていた。明るかった。多くの若者が、デパートやファッションビルで楽しく、頑張って高価な洋服を買っていたりした。
プチプラが悪いわけではないけれど、なんか、今の若い人は経験や浪費をする機会がなくて可愛そうだなぁと思う。
んで。今回、結局何が書きたかったかというと、ずーっと地方に住んでいる人は、あの頃の雰囲気を直に味わっていなくて、時代の流れや現実を身を持って知らないから、夢ばかり見てしまうのかなぁと思う、ということ。
以前、同性の友人に、老後に一人暮らしは寂しいし、孤独死嫌だし、楽しそうだからと、一緒にお洒落なリノベーションしたマンションに住まないか、と声をかけられた。
社会に出てからずっと実家住まいで、一人暮らしも、異性とも住んだことがない彼女。だからこそ多分、一人で何かをするのが怖いのかな、と思ったり。
おしゃれな部屋に同性と同居。絶対に無理でしょ、それは。お互いに。
そして死ぬ時はみんな1人なんだから、何を言っているんだ…。
話を聞くと、おしゃれな部屋の夢ばかり広がっていて、なんか怖かった。先ずは賃貸で1人で住んでみる、とか、そういう段階はないのだろうか。トライアンドエラーなく、いきなり満塁ホームランは無理だと思うのだけれど。
住まいって、住むって、そういうんじゃないし。生活だし、現実だし、いきなり突然完璧な展開なんてないし。
これは、完全に経験の差だと思う。
そもそも私、そんな趣味に付き合えるお金ないですし。
まわりみ
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