地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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どこへ行くかよりも誰と何をするか、という会話で考えたこと

どうも、まわりみです。
赤城乳業「かじるバターアイス」が美味しいです。この名前の時点で、既にもう美味しいし。


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先日知人に、「どこへ行くかよりも、誰と何をするかだと思う」と言われたので、「そうそう。そして、どんなに美味しいものを食べたって、誰と食べるかも大切」などなど、な会話をしたのだけれど。


これって、よく言われていること。
今よりも馬鹿だった都会時代の私ってば、若い頃ってそういうことが全然わからなくて、色々行ってみたし、食べてみたよなぁと振り返っておかしくなった。
そして、こういうちょっと深めで実は浅めな会話を何気なくする今の私の生活って幸せだなーと思ったり。
あー、何やっても幸せだよ、地方生活。


私は随分と遠くへ旅行に行ったし、都会に住むという、長い長い旅にも出ていた。
その間、楽しいこともあったし、辛いこともあった。生きていれば、みんなそうだろう。
その経験は決して無駄ではなかったけれども、今思うと、なんだ、結局自分が幸せだなって思うことってこんなことかよ、と思うことが地方生活の今、改めてよくある。


例えば。ある日の夕方に歩いていたら、その横で渋滞している車の列の中から私を呼ぶ声が。仕事帰りの知人が渋滞にはまっていたのだ。
その時、車はゆっくりにしか進んでいなかったから、車の中から声を掛けられた。
びっくりしつつも「おつかれー、今帰りー?じゃあ、またねー」みたいな会話だけしたのだけれど、こんなにも並んでいる車の列の中に知り合いがいるっていうこの偶然、後になって、これってすごい面白いなー、ていうか私、幸せだなーと思った。
都会から地方に戻って、全然友達できないだろうなーって思っていたのに、こんな出来事まであるなんて、おかしすぎる。
そして、こういうことに幸せを感じた自分に笑えた。


シンガポールの巨大な観覧車に乗って、アフタヌーンティーをやってみた。
スペインまで行って、サグラダ・ファミリアを見てみた。
横浜でクルージング後、高級なディナーを食べてみた。
上野で桜を見てみた。
資生堂パーラーの限定チーズケーキを食べてみた。
六本木ヒルズに、何度も何度も飽きるほど上った。
プーケットに2度も行ってみた。
ホテル・オークラで、バーで軽く飲んだ後に高級中華食べてみた。
ローザー洋菓子店の貴重なクッキー食べてみた。
ジェルネイルもまつげエクステも、始まった頃に通って着飾ってみた。
銀座のラデュレで、マカロンをシャンパンと食べてみた。
マリーナ・ベイ・サンズのプールにだって入ってみた。なのに。


挙げたらキリがない。それでも、今の生活の方が全然楽しいってどーいうこと?って感じ。
まぁ、それらの経験があっての楽しさではあるのだけれど、随分とお金と時間がかかってるなと、その膨大さに笑えてくる。
中には私がお金を出してはいないものもあるけれど、全てに、時間が圧倒的にかかっている。


私が住んでいるここ地方出身の女性で、大人になってからこういう経験をする人って、ごくわずか。だいたいの人が、旅行でちょこっと国内旅行へ行って、海外は新婚旅行で行くだけ、みたいな人が多い。
だから普段、自分のこういう経験を話すとただの自慢話にしかないから話すことがない。


もうね、冒頭の、「どこへ行くかよりも、誰と何をするかだ」と「どんなに美味しいものを食べたって、誰と食べるかも大切」の言葉に、誰よりも重みがあるのではないか、ってくらいに無駄な動きばっかりしてきた。この経験値、その辺の女には絶対に勝つ自信がある。
だからこそ、今の穏やかな地方生活がめちゃくちゃ楽しい私。


穏やかな生活にわくわくする、という謎の心持ちで生きている。
まわりみでしたー。



【予告】
明日は、お昼の12時更新です。餅は餅屋。弁当は弁当箱で。そんなお話。


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