地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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都会が詰まった、ローザー洋菓子店のクッキー缶

麹町のローザー洋菓子店のクッキー缶が変わったらしい、と偶然ネットで知り、すぐにインスタで確認。便利過ぎる世の中!
見てみると、ぱっと目のデザイン自体は変わっていなくて、缶そのもののつくりが変わっていた。これ、結構残念な感じ。普通のクッキー缶の作り方になってしまっていた。


普通のクッキー缶とは。蓋の縁のところが、くるりとなっているもの。
旧型の私の手元にある缶は、蓋の縁が内側に折り込まれてあって、なめらかなつくり。横から見たら、かまぼこ型。しっかり密封できなくて、蓋は蓋でも、ただ単に被せるだけのつくり。丁寧に手作業で作りました、って感じ。
うーん、文字で伝えるのは難しい!詳しくはインスタで「#ローザー洋菓子店」で検索してください!


ローザー洋菓子店のクッキー缶は手に入れるのが大変に難しくて、平日の朝に電話予約をし、早い夕方までには麹町(半蔵門駅)へ買いに行かなければならない。
20代後半だった私は、それでもどうしても欲しくて、買いに行った。その頃、何かと満たされていなかったからか、素敵な缶を集めるのが好きだった。
集めた缶は今ではほぼ手放してしまって、残っているのはローザー洋菓子店のものだけ。


私の手元には、この缶が2つある。
1つ目を買った時、家に帰ってあまりの嬉しさに、急いでえいやー!と縁にぐるりと貼られているセロハンテープを急いで取ったら、塗料が剥がれてしまった。悔しくて悲しくて、買い直したから2つある。


中身のクッキーは個包装でもなんでもなく、そのまんまが並んで入っているので、早めに食べなければいけない。
当時、気軽におすそ分けできるような友達のいなかった私は、1人モソモソと、朝に晩にと食べた思い出がある。
ネットでは美味しい美味しいと言われているこのクッキー、私にとっては寂しかった思い出の方が強い。これ、そんなに美味しいかなぁと思いながら、自分の働いたお金で買ったクッキーを、なんの有り難みもなく食べた。


そして現在。
塗料が剥がれてしまった方はあれこれ入れて、引き出しの中に。綺麗な方は、アクセサリーケースとして、すぐ目につくところに。
毎朝、このローザー洋菓子店のクッキー缶を開けて、その日つけるアクセサリーを選ぶ。


よくよく考えると、この缶には私の都会での生活が詰まっている。
今では東京で買ったものの殆どを手放してしまっているのだけれど、アクセサリー類だけはずっと変わらず気に入っていて、日常的に使っている。地方に住み始めて、買い足したものはあまりない。
入れ物の缶を含めて、まるごと、都会。


いろいろと感慨深い。
缶を買いに行った思い出。アクセサリーを買いに行った時の思い出。それをつけて過ごした、都会での生活。
そして今も、それをつけて日々暮らしているということ。


無印良品の脚付マットレスの脚も、都会に住んでいた頃から使ってるなー。
まわりみ



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