地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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「年収90万円で東京ハッピーライフ」に嫉妬するあっちゃんの凄さ

今、本は「帯」で誰が紹介するかではなく、「You Tube」であっちゃん(中田敦彦)が紹介するかどうか、の時代と言っても過言ではない。
現代化しているとは思えないうちの家族の中でだって「あっちゃんのYou Tube」と言って親しまれているくらいの浸透感。侮れない。


私は武勇伝芸人だった頃から、この人目が笑っていないし、面白いと思えない。なんか胡散臭いなぁと思っていた。で、今もやっぱりやっていることがちょっと胡散臭いなって部分もある。
「あっちゃん」なんて呼ばれるような、親しみやすいキャラクターじゃないよね?とも思っている。でも結局みんなにそう呼ばれているし、私だって呼んでいる不思議な現象が起こっている不思議。


ただざっくりと言えば、やっていることは素晴らしいことだとは思っている。それは認める。
そして、パンダみたいだなとは思っている。パンダは目の周りの黒い縁取りで隠しているけれど、目がめちゃくちゃ怖い。


そんな私も、あっちゃん影響されて読んでみました。紹介You Tube動画は約1時間。これってなかなかの時間だよね
大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」。



www.youtube.com


タイトルが胡散臭いと思ったし、どうせ貧乏生活自慢でしょ?と思っていたけれど、「あっちゃんのYou Tube」によると、どうもそういうのとはちょっと違うっぽいぞ、と思って読んでみた。
読んでみたら、本当にそうだった。あっちゃんの言う通り、哲学書だった。そしてこれまであっちゃんが伝えてきたことの集大成が詰まっていた。
ごめんなさい、私、あっちゃんを侮ってた。


この本、さらっと読めばこれを書いた大原扁理さんがいかに生活費を押さえて生活しているのか、という内容。
いじめにあった話や仕事が向いていなかった話も入っているので、そのヘビーさに気を取られて、人生観本としても読める。
でも、しっかりと読めればそんな本ではないことがわかる。
生活費とか、いじめとか、仕事の向き不向きとか。この本は、そういう話をしているのではない。


お金どうこうの話を実はしていなくて、「人間」の話をしている。


ファッションの話で、結局は「姿勢」と言っていて確かになるほどなって思う。
でも私がこの人すげぇなって思ったのは、その「姿勢」と言い切るインパクトではなくて、その時の文章で、原節子やオードリー・ヘップバーンの名前をさらりと出すセンスや、その前に書いていた、お洒落する時の服装を語る描写。
読んでいて、この人はただ者ではないな、という感性と個性がにじみ出ている。


物件選びの方法も、先ずは平均な物件に住んでみましょうとおすすめするこの人。
普通のこういう本だったら、辺鄙で古い物件借りましょう、全然いけますぜ!みたいなあおり方しそうなのに、そうはしない。
先ずは平均と言われる所に住んでみて、自分を見つめましょう。なぜならば〜と、系統立てて説明してくれる。超良い人。理にかなっている。遠回りに見えて、それ絶対最強で最短なやつ。


この人は、相当賢い。全てに感覚を研ぎ澄ましている。全部知っている。しかもその知ってることを使って、考えられる。他人もめっちゃ見てる。
さらりとお気楽に書いている雰囲気を出しているけれど、それに騙されてはいけない。これは恐ろしい本。あっちゃんの言う通り。(結局ここになる)


今、人よりも何もかも持っているであろう中田敦彦という人間が、この本をしっかりと読み込み、この人を悔しいと思ったという事実。そしてそれを私たちに伝えてくれたということ。
あっちゃんのこと、胡散臭いと思っていたけど信用できるかも、と思ったよね。一瞬だけ。


でも結局、そもそもこんな本は読まず、うだうだ考えず、ただハッピーに生きている人が最強なのは知っている。
まわりみ



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