地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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昨今のプログラミングブームについて思うこと

いまや、テレビ、You Tube、web、更には新聞までもが「プログラミングを学ぼう!」と言う時代。子供から大人まで、みんながそういうことに。
子供が学校の授業で学ぶ時代が来るなんて。それはいい。考え方を学ぶのだから。
でも、大人は副業のために学ぶらしい。プログラミングで、副業…?


ごくごく一部の人は良いかもしれないけれど、それ以外の人にとっては苦痛以外の何者でもないし、プログラマーって私的には末端の仕事で辛い、というイメージしかないのだけれど、今って違うのかな。私のその考え、認識は時代に遅れているのだろうか。
プログラマーを経てSEになる。だから人はプログラマーから早く脱したいものだ、という私の認識は古いのかな。


今から20年も前、私の通った学校では、ずばり「プログラミング」という授業があった。
そこで私は数年間、毎週毎週、課題でプログラムを作っていたのだけれど、全然才能がなくて、全然作れなかった。そんな辛かった過去がある。


プログラミングに才能?え?お金出して学べば、ある程度できるようになるものじゃないの?
って思う人がいるかもしれないけれど、それ全然違う。
プログラミングは才能とセンスの世界です。


才能がある人は、なんか知らないけれどいきなり複雑なやつが作れて、凡人である私みたいな人は、永遠に作れない。そんな世界。
才能がある人は、ある程度のものならフローチャート書かなくてもできて、才能がない人は、フローチャート書いてもらっても結局作れない。そんな世界。
同じ動きをするプログラムでも、才能がある人は30行で書けて、才能がない人は50行で書く。しかも、美しさが全然違う。そんな世界。


きっとこの説明、わかりにくいとは思う。
ただ、これはとにかく言いたい。
プログラミングって、仕事にするにはめちゃくちゃ向き不向きがある分野だってことを。


そして才能が重要なこと以上に言いたいのは、この分野の職業は、比較的心を病みやすいということ。
だから、一部の人以外は本当にやめたほうがいい。手出ししないほうがいい。私はそう思っている。


私は才能がなかったのでプログラミング以外の職業に就いたのだけれど、一緒に学んだ知人の中には、プログラマーを経てSE(システムエンジニア)になった人が何人もいる。
その人たちの数人、ある日突然、会社に行けなくなりました。電車に乗れなくなりました。これ、本当の話です。


私から見てすごくできる子だった、プログラミングに向いていると思われるその人たちが、ある日突然そんなことに。当時の私は信じられなかったけれど、聞けば、SEやプログラマ職の職場では、比較的多いそう。
それを聞き、妙に納得した記憶が。色々な面で、ものすごく納得した。
1日のほとんどをPCの前で過ごすしね。


もちろん世の中には、1日のほとんどをPCの前で過ごす仕事はたくさんある。
ただ、そのほとんどは、エクセルやパワポや専用システムを使う仕事。決められたとおりに入力したり、そのシステムのルールに従って簡単なものを作る仕事。
でも、SEやプログラマって、そのシステム自体を作る仕事。全然タイプの違う仕事。
ものすごく頭を使うし、向き不向きの別れる仕事なのです。


んーーー、あんまり上手に説明できなかった…。
結局私が言いたいのは、今さらCMで「プログラミングを学ぼう」「副業で稼ごう」って言われたって、それ普通にほぼ無理ですからね。知っている人は分かっているけれど、メンタルにも良くない世界ですからね、って話です。


今って、おかしな世の中だなぁって思う。
好きなことをして生きてゆこうブームだけれど、プログラミングはそれとは真逆の世界だと思うんだけどな。


お金と商売の匂いしかしない。
まわりみ



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