地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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人それぞれとは言うけれど、ハミガキはしましょう

こんにちは、まわりみです。
今回の楽天スーパーセールでは、ハブラシもまとめ買いしました。母にそのハブラシをあげたこともあるのですが、使い心地が悪いと文句を言われたのでもう知りません。あげません。


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昨日の続きのような話なのだけれども。
とにかく私の母は超倹約家、なのにズボラというか、コツコツと行動することができない。
だから側でそれを見てきた私は、超コツコツタイプになった。なってしまった。
それが良いのか悪いのかはわからないけれど。


mawarimixx.hatenablog.com


例えば母は、歯をあんまり磨かないし、ハブラシに無頓着というか、謎に倹約してほとんど交換しないから、ハブラシの毛の先が開きまくっている。
そしてズボラタイプなのであまり歯を磨かない。
私が「歯は毎日しっかり磨いたほうがいいよ。今ある歯を大切にした方がいいよ」と言ったことがあったけれど、「私の歯はもうどうせダメだから、全部入れ歯にするの。そうしたらちゃんと噛めるようになるの。だからいいの、放っておいて」とか言われたりしていた。


で、結局数年前に入れ歯を作ったのだけれど、もちろんこういうものは作ったからといってすぐに快適に噛めるようになる筈もなく。
調整にマメに通うタイプではないため、入れ歯を作った後は歯医者に通わなくなってしまった。
そして結局、「入れ歯は痛い!全然噛めない!こんな筈じゃなかった!あの歯医者はヤブ医者だ!」と家で文句を言うだけ言って、せっかく作った入れ歯を使うことをやめてしまった。
だからもう歯がほぼない状態なので、柔らかいものしか食べられない。


そして今では、「入れ歯はダメだったからインプラントにしようかな」と時々思い出したように口にする。
それに対して私は、「インプラントにするには歯がなくなりすぎてきるし、もしできたとしてもとんでもなくお金がかかるよ。そして歯医者に何度も何度も通わなきゃいけないんだよ」と真っ当なことを言うので嫌がられたりする。
だからもう、スルーすることにしている。


私はといえば、歯医者には3か月に一度定期的に通い、ハブラシも定期的に交換する。
その様子を見て、「歯が痛くないのに歯医者に行くなんて」とか、「そんなに頻繁にハブラシを捨てて、お金がもったいない」とか言われるのだけれど、スルーしている。


いやいや、ちゃんとしている人にとってはそれが当たり前の世界なんだってば。
私はね、親から小さこ頃にそういうことを教えられなかったせいで、お母さんのズボラさを真似したせいで、子供の頃に詰め物いっぱい詰めたから、今はそれ以上に虫歯になりたくないと必死なんですよ。


人はそれぞれとはいうけれど、そういう健康に対する当たり前にするべきことって親が教えなきゃいけないと思うのだけれど、私はそういうことを外の世界で教わった。
周りの人、ネット、テレビ、本や雑誌などから。
自分で学ぶ力がついたと考えれば良かったとは思うけれど、なんだかなーと思ってもいる。
お金の教育を学校で、とか言われている最近だけれど、それ以前に衛生的な生活とはどんなものかを教える方が先だと思う。


母のように、最終的には病院へ行けばなんとかしてくれる、と思っている人は多いと思うけれど、そんなことないのだから。
手術をした後はリハビリを頑張ることが必要だし、入れ歯を作った後はしばらく調整に通う面倒くささが待っている。
医者の腕もあるけれど、それよりも何よりも、自分で最善の状態へ持っていく力、というのが必要だと思うんだけどなぁ。


数百円のハブラシ代をケチったり、ハミガキをめんどくさがったりして、こんなことになっている人が身近にいます。
まわりみでしたー。



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