先日新聞に、マウスウォッシュのリステリンの全面広告が出ていた。
そこには、22名のマスクをした多様な年代・職業の方と思われる人の顔写真。
マスクをしているのだから写真で口元は隠れている。
「今こそ、殺菌力」という言葉が添えられていた。
なるほどね。マスク生活だからこそ、口の中の健康は大切だもんね。
と妙に納得しつつも気になったのが、その写真の人たちのマスク。
22名のうち、ウレタン・布マスクが7名、不織布マスクだけれど裏表(プリーツの向き)を間違えている人が5名。
つまり22名中、世で言われている「正しいマスク」を付けている人が10名しかいなかった、いうこと。半分以下。
これ、企業広告としてどうなのかな。
どうなっているのかな。
こんなにも世の中の人たちに、ウレタンマスクはあまり効果が無いですよ、不織布マスクのプリーツの向きはこうですよ、と伝わっている筈の現在。
そんな中、ニコニコと、効果の微妙なマスクをしている人たちが半数以上も載っている広告の意味とは。
確かに、日常生活の中でも、未だにウレタンや布マスクの人や、不織布マスクの裏表を間違えている人、結構いるよなぁと思ってはいる。
この人たち、テレビのニュース見ていないのかな?
そのお持ちのスマホで、どんな大切な情報を入手されているのかしら?
と、思うこともある。
せっかく良い情報が流れていても、聞いていない人、読んでいない人は多い。
わざわざ指摘しないけどね。
でも、広告写真の世界の中では、そういうのをちゃんとしてほしいと私は思う。
布マスクの華やかな柄や、ウレタンマスクのお洒落な雰囲気は、確かに写真映えするのかもしれないけれど、不織布マスクの人だけを掲載することは、大前提だと思うんだけどな。
こんな世の中で今一度、マスクの正しい選び方や付け方を教育する企業広告とかないのかな。
布マスク出しているアパレル系の会社が、すみません、うちで販売していた布マスクは不織布マスクよりも効果がありませんでした、と伝えるような。
そういう方が、インパクトがあって広告効果ありそう。
リステリンさん、あなた陽気なツイートしてる場合じゃないのでは。
まわりみでしたー。
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