地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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銀座シックスの屋上で紅茶を飲んで、楽しい人/楽しくない人

都会から地方に出戻った後、一度だけ東京へ遊びに行ったことがある。
1人で行って、懐かしい場所へ行ってみたり、新しい場所へ行ってみたりした。


その時の一人行動の中で今でも忘れられないのが、銀座シックスの屋上で飲食してぼーっとしたこと。
温かい紅茶とアップルパイ(というより、もはやそれはケーキだった)。


銀座シックスはテレビで見てぜひとも行ってみたかったし、新橋に泊まっていたのですぐに行ける距離だったので、滞在期間中は何度も通った。
もはやそこに私の欲しいモノはなかったけれど、地下のデパ地下が魅力的で何度もぐるぐる。


ちょっと珍しいタイプのスタバにも行ってみた。
でも、スタバ内でぬくぬくと決められたメニューのものを飲むだけで1000円近くかかってしまう銀座シックス。
本当に食べたいものはデパ地下にたくさんあるのに、イートインスペースはごくわずか。しかも狭かった。
私は好きなものを組み合わせて、のびのびと好きな場所で、飲み、食べたかった。


だから、銀座シックスの地下で、もの凄く美味しそうで、かぶりついて食べられそうなアップルパイを買い、紅茶屋さん(ベッジュマン&バートン)で温かい紅茶をテイクアウトして、屋上で食べた。


季節は冬で、銀座シックスの屋上には殆んど人はいなかった。
目の前にあるユニクロなどを見下ろしながら、そして、東京の空を眺めながら、温かい紅茶を飲んだ。
あぁ、東京にいるなぁと思った。
そして、東京でこんな行動をして楽しいと思える人は、私みたいにかつて都会に住んで、銀座が身近にあった人だからだろうなぁと、満足した。


都会に住んだことがない人がこんなことをしたら、せっかく東京に遊びに来たのに、自分がひどく貧乏くさいことをしていると思ってしまうのではないかと思う。
東京にはお洒落で見たこともないお店がたくさんあるのに、テイクアウトして屋上で食べるって…と。


でも、かつて都会に住んでいた私のこの行動への考え方は違った。
都会というものが目の前に当たり前に存在していた人間の、最高の選択で行動だと思った。
昔は身近な場所だったお店の建物を見下ろしながら、空気を感じながら、自分が選んだ場所で、食べたいもの・飲みたいものを飲食するって、すごく素敵なことだと思ったのだ。


天気さえ良ければこのパターン、何度でも愉しめる自信がある。
またやりたいなー。
でも東京は、もう私にとってつまんないから、行きたくないなー。


人の価値観は、歴史が作る。
まわりみでしたー。


【予告】
明日、金曜日は愛用品紹介。「アアルトベース」は世界一。お昼の12時更新です。



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