地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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「自転しながら公転する」のその後の話

やっぱり貫一が好きかも

先月、同時期にあんなにもはまっていたドラマ「リコカツ」と、山本文緒の小説「自転しながら公転する」。
見ている時と読んでいる時、そして終わって数日は、どちらかと言えば「自転しながら公転する」の方に、というか主人公の貫一(男)に感情を持っていかれまくり、色々と考えていた。


あの時にああいいうことをする・言う彼はとても魅力的だったなぁ。そしてもうひとりの主人公 都(女)の感情や行動もわかるわかる、仕方がないよね。などと、思いを馳せて愉しんでいた。
こうやって夢中になって考えられる小説にあまり出会えないので、久々のこの感じに喜び、楽しく暮らしていた。

貫一のモデルは奥野瑛太さん

どうやら作者の山本文緒さんは、俳優の奥野瑛太さんという方を貫一のモデルにしてこの作品を書いたらしいとも知り、奥野瑛太さんのことも調べた。こういう情報が、即時に簡単にネットで手に入るこんな時代、ありがたい。のか?
昔は雑誌「ダ・ヴィンチ」とか読まないとそんな情報は手に入らなかった。


で、奥野瑛太さんのことを調べたら、朝ドラ「エール」の主人公 音(二階堂ふみ)の姉(松井玲奈)の旦那役だった人と判明!キャー!あの職業軍人からラーメン屋になった男、私大好きだったよ!うんうん、貫一っぽいね!と、ますます盛り上がった私の感情。


私はたいてい朝ドラでは、明るすぎてトントン拍子に行く主人公達より、その側にいる女子や男女が大好き。「エール」しかり。「なつぞら」しかり。
「なつぞら」の夕見子ちゃん、ほんと好きだった。これ、今度ブログ書こうかな。

貫一の映像を想像

奥野瑛太さん関連のweb、You Tube、インスタ、Twitterを見て、貫一っぽさをますます確信。「自転しながら公転する」は、もう私の頭の中で映画化したよね。映画、私もう観ましたけど何か?
もはやここまで来た時点で、自分が小説に出てくる貫一が好きなのか、俳優 奥野瑛太が好きなのかもわからなくなってきていたけれど、まぁ、楽しく暮らしていたわけです。





↓ここからネタバレあり

そして日々を過ぎ

現在。なんか、貫一のことが異常にむかついてきて、好きじゃなくなくなってきている最近。むしろ嫌いになってきた。
なんで都に言われるまで結構な頻度で煙草吸ってたんだよ、とか、お金を借りてでもいいからお風呂と洗濯機のある家に引越した方が、銭湯とコインランドリーを使う生活よりも経済的なのにそうしないって、バカなんじゃないの、とか。
ていうかそもそも、「金色夜叉」の貫一おみやだ、ということもあって初めに都に惹かれたのに、作中で「よく読んでいなくて」みたいなこと言っていたりして、あんたそれがっつり読んだんでしょ?なんで嘘つくの?とか。


まぁそれらがあっての貫一っぽさなのだけれど、やっぱりね、どうしても許せないのが免許失効していたっていう事実。もう、これは人間としてね、私は許せない。
作中でもそれに関しては色々とフォローされてもいるし、それでも運転したのは彼の優しさであったとは思うけれども。やっぱりね、なんであの日にちゃんと都に言わなかったの、って思ってしまって。あの日は、言うべき日だったのに。
はい。「一瞬の恋」でした。

もう一度読みたいけれど、読みたくない

とまぁ、貫一の嫌いなところつらつらと並べる程に夢中。とも言えるわけだけれど、こんな感じであんまり好きじゃなくなってきたので、2度目を読むのがとても怖い。
読みながら、やっぱり私この人好きじゃないなと思ってしまいそうで、今はもう読みたくない。あの1度目の興奮で終わっておいたほうがいいのかな、と思って。
その方が、作品の記憶も曖昧だから頭の中で色々と楽しめるかな、とも思ってもいて。


反対に「リコカツ」の緒原紘一はどんどん好きになっているので、こっちは「永遠の愛」でした。
まわりみ



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