地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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地方でのリノベブームは、まだまだ先っぽい

数か月前に弟家族が、引越しをした。中古マンションをフルリノベーション。終の棲家となる予定。
弟は一人暮らしの頃から、ほぼ新築のものやリフォームやリノベ、更にはコンバージョンした物件までにも、更新料を払うことなく転々と住んでいた。飽きるのか、意識的になのか、本能でなのか、これまで様々な経験を重ねて、遂に購入。


※ざっくりと解説
リフォーム:間取りを変えずに、壁紙や水回りを新しくしただけの物件
リノベーション:間取りを変更した物件
コンバージョン:建物用途を変えた物件。店鋪から住居へ、など。


偉い!我が身内ながら、本当に納得できる素晴らしい買い方だし、着地点だと思う。
相談された時に、私は真っ先にちきりんさんのリノベ本「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」を薦めた。
それを読んで影響を受けた弟は、お金はかかってもこれだけは譲れなかったと、2重サッシも導入。


他にも、家事に時間をかけたくないと、ガス乾燥機の乾太くんも譲らなかった。だから彼らの家のベランダには、物干し竿すらない。でもキッチンは、食洗機付きの比較的簡素なシステムキッチン。


そして場所は、うち(実家)のすぐそば…。実家は、とにかく何をするにも立地が良い。
弟も物件を色々転々としたけれど、やっぱり実家の立地にかなう所はなかったと、身を持って実感したそう。


間取りは、夢だった広い玄関土間にクローゼット機能を集約したりと、自分でリノベをしないとできなもの。ドアはできるだけ引き戸。子供はいずれは旅立つのだからと、勉強スペースはあるけれど、子供部屋らしきものはない。もう、老後のことも考えたつくり。
すごいよ。あんた本当にすごいよ…。


ここ地方で、そんなことしている人はたぶん、殆どいない。今は「リノベる」などのリノベ会社がテレビなどで取り上げられて、古いマンションのリノベが流行ってきているとは言うけれど、それはたぶん、一部の都会の人のこと。
地方でも、中にはこだわりの家が好きな人はいるけれど、そういう人は一軒家を建てている。
(ちなみにドラマ「リコカツ」のセットもリノベる監修)


今回の弟のように、かかったお金の6割が物件代、4割がリノベ代という人は、今のところ聞いたことがない。
弟は職場で、
「あれ?新築じゃないんだぁ。へー、リフォームね。リフォーム代、200万くらい?」
みたいな世界なので、その内訳を言えなかったらしい。言えば自分がとんでもなく馬鹿みたいな扱いになりそうだったから。


弟は、職場の確定拠出年金の選択では、1人だけ世界経済を選びギャンブラー扱いされてしまったそうだし、言わなかったのは賢い選択だと思う。
ちなみに他の人たちは、元本保証のものを選んだそう。選択は人それぞれだけれど、説明会があったのにその結果はどうなんだろう…。


家を買うなら理想はハウスメーカー、値段に妥協して工務店、これから建つマンションのモデルルームを見て即決、リフォーム済物件をそのまま買う、みたいな、ちょっとちょっとそれで良いのかい?という選択がスタンダードすぎる、ここ地方。
まだ土地が余っているから、工夫をこらして考えなければいけない土壌ではないから、マンションリノベが流行るのはまだまだ先みたい。


そもそも流行りとかではなく、普通に選択肢としてあるべきものだと思うのだけれど。
まわりみ



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