地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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派遣の方の退職時に渡す品を奮発する理由

9月に入って、同じ職場の他部署で働く、私と同じ立場である派遣社員の方に、「私、9月でここの職場は終わりなんです」という話を、数人から聞いた。
3か月更新や半年更新の多い派遣社員。日本では9月末は年度末の次に区切りの良い時期。
よくあることだけれど、いつまでたっても慣れない。さみしい。


3年の任期満了の方もいれば、満了日はまだだけれども時給と条件の良い、他の派遣会社管轄の職場へ移る方も。
私の今いる職場(会社)は、ほぼ全員と言っていいくらいに女性=社員ではない立場、なので、そういうことが頻繁に起こる。
仕方がないけれど、さみしい。いつまでたっても慣れない。(しつこい)


私みたいに、この職場が好きだからずっといたいなと思う人も、この会社は保守的おじさんばっかりでやばいからもう他へ行く!という人も。どちらも気持ちがよくわかる。
ただ共通しているのは、ほとんどの人は派遣法により、今の私のように気に入った職場に3年以上はいられない、ということ。


私は本当にたまたま、ラッキーなことに、派遣法改正の時期と自分の派遣時期が上手くいって、今の職場に基本的にはずっといられることになった。
政府的には、そういう長くいる人を社員にしてあげてね、という目的での法改正だったのだけれど、それとは逆行している。けれど私は、それはそれで納得して働いている。


だって、この会社の社員になったって、女性は特に楽しそうじゃないもん。上司より早く帰れないもん。休日出勤があるだもん。大雨、台風、大雪こそ、行かなきゃいけないもん。
社員になれないから強がってるわけじゃなく、私は今の働き方が好きなんだもん。


そういうわけで、私は仕事で関わりのあった辞められる派遣社員の方には、自分の思う相場よりも、少しだけ値段高めの品物を、最終日に渡すようにしている。


日本独自?のこの退職時のお菓子などのプチプレゼントの風習、大変だなと思う。
好きじゃない職場、一刻も早く辞めたい職場、嫌いな人のいる職場に、最後の最後でお金かけたくないよね。
しかも派遣社員なんて、数年に一度、永遠に安泰の社員に向けてもやらなきゃけないとか、ほんと狂ってる。おかしい。ありえない。
賃金が安くて不安定な立場の方が、お金かかってしょうがないって、どういうことよ。


辞めたくないのに辞めなければいけない中、私はずっとこの職場にいられる立場でごめんなさい。次の所が良いところだといいですね。あなたはとても良い方だから、きっと大丈夫です。頑張ってください。


そういう気持ちから、そうしている。
これは、上から目線とかそういうのでは決してない、と自分としては思っていて。
自分自身で自分の懐を傷ませて、自分の今の立場のありがたさを、自分自身に改めてわからせるために、そうしている。


私だって、今のこの気に入った職場にいつまでいられるかわからないけれど、今の職場にいる限りはそうしようと思っている。
「終わりよければすべて良し」という言葉の通り、最後の印象は大切だしね。


地方は狭いから、その後どこかでばったり出会う可能性もあるからね、と思っている私は地方を下に見ているという説はある。
まわりみでしたー。


【予告】明日は、「おかえりモネ」の正しい楽しみ方について。博多華丸・大吉さんに救われた。12時更新です。



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