好きなことを仕事にしよう。
好きなことだから頑張れる。
好きなことだから続けられる。
好きなことを仕事にしている人には敵わない。
今、時代はそんな風潮。
ITによって職業の選択肢も増えたし、就職氷河期でもない。残念なことに平均賃金は下がっている。
じゃあ。だったら。せっかくやるなら。
好きなこと。
そんな時代に、オードリー 春日俊彰のこのインタビュー。
私はラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」を7年聴いているリトルトゥースだから、春日俊彰の人となりを知っているつもりでいた。だからこの書いてある内容にもちっとも驚かなかった。
けれどやっぱり、改めて言葉として読むと、衝撃があるよね。
春日って本当に、言われたことをただ一生懸命にやっているだけ。愚直に。で、その結果が付いてきているだけ。
でもこれが普通はできない。でも春日はそれを普通のこととして、当たり前のこととして、意思を持たずにできる。言われたことを、ただただできる。
そこに好きとか嫌いとかの感情はないらしい。
どれも事務所や番組から「ちょっとやってみないか」と言われたからやってみただけ。現に企画が終わったらどれも全然やっていない(笑)
(中略)
やりたくないとも思わないし、のめり込むこともない。自分ができること、求められていることをただやっている。それだけなんです。
そもそもお笑いだって相方の若林くんに誘われただけで。ピンクのベストを着るのも、胸を張っているのも全部若林くんに勧められたからですし。
K1、ボディビル、フィンスイミング、レスリング、エアロビ、東大受験。
これらとピンクのベストを着ているのが、同じ感覚。このフラット感。変態。
貯金をするのが趣味ではない。金を使わないで生きることが好きなんです。(Wikipediaより)
春日にとっては節約生活のほうが「好きなこと」であるけれど、これでお金は稼げない。節約することによってお金が浮く=お金が生まれるとも言えるけれど、仕事とは言えないし、ギャラは発生はしない。
春日は時代に反して、「好きなこと」ではなくて「言われたこと」で大金を稼いでいる。
若林はラジオで、「春日って高校の時からそうだよなー」的なことをよく言う。春日はずっと春日であり続け、言われていることをやっているだけだということが伺える。
ラジオの中で、若林が春日の感情をあれこれと不思議そうに、興味深そうに訊ねることが結構ある。若林はずーっと、こいつ変だよなーと思いながら高校の時から共に生きているのだろう。
何度でも言う。
春日は、言われたことをただやっているだけ。ただそれだけの春日は、普通で天才で変態。
そんな普通なことができないから、人は好きなものを探したがるのかな。
まわりみ
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