地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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地方の花屋事情

地方の花屋は、両極端。
私にちょうど良く、花のある生活って素敵ですよねー、と深層心理に訴えてくれる花屋がない。適度で手頃で、普通におしゃれ、な花屋がない。普通におしゃれ、が何故ないんだ!


私が考える、地方の花屋は3種類。
1.送別などのイベント時に使う、お高めだけれど素敵な花束を作る超おしゃれな店
2.まぁまぁ安い、ださい看板の地域のチェーン店
3.スーパーの花売り場


まぁつまり、なんというか、青山フラワーマーケットがないのです。


あの、茶色い紙が多用されている、適当な値段で、適当な包装の、適度なおしゃれ加減の花屋がないのだ。
今思えば都会って、主要駅に青山フラワーマーケットが進出していて、人々は日常的にお店の前を通る。素敵だったなぁ、そりゃ売れるよなぁと、今になって思う。


青山フラワーマーケットって、花生活の入口にうってつけのお店だったなと今更思う。
私は残念ながら当時はほとんど買わなかったけれど、地方に住む今になって、あの頃に青山フラワーマーケットによって花教育を密かに受けていたんだなと思っている。感謝している。
私はあの頃、じわじわと洗脳されていた。お花って、本当に良いものですよね、って。


地方も都会も、売られている花はそう変わることはない。花は花。
ただ日常生活に、ちょっとおしゃれな花屋が存在するかしないかどうか。それによって、若者への花生活の浸透度合いが変わってくると思う。
都会も地方も知っている私は、そう思う。


モノに囲まれた生活に憧れて都会に住み始めた私は、住み始めた頃、全くもって花に興味がなかった。
そんな私にだって、花への興味がめきめきと湧いてきた時期が訪れた。30歳手前で大きな断捨離をした頃だった。まだ都会に住んでいた頃。
人って、そういう時期が遅かれ早かれやって来るものなのだ。だって、花鳥風月。年寄りの第一歩は、花!


その時に、ああ、そういえば青山フラワーマーケットってあるよなぁ、そうだよなぁ、花っていいよなぁ、と急に思い出した。
「そういえば私、昔から花に興味あったわ!実はいいなって思ってたわ!」って。本当は全然思ったことなんてないのに。
で、私は近所の花屋で花を買い始めた。


地方では、そういういざという「花」の時期が来た時に、「そういえば私ってば日常的におしゃれな花を見かけていたなぁ」という思い出ができにくいと思う。
青山フラワーマーケットみたいな、人々に開かれた場所に、適度におしゃれな花屋があれば、地方の若者の花偏差値も上がると思うんだけどな。


あの茶色の紙と店の前の黒板の力を今更ながら感じてます。
まわりみ


↓ほら、やっぱりちょうどいい。
www.aoyamaflowermarket.com


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