2008年頃だったか、都会に住んでいた頃、アップルストアで3万円の値引きをしてもらってMacBookを買ったことがある。今思えば、これはかなり貴重な経験かも。
色んなタイミングが重なって、そうなった。
経緯は以下。
ある日、使っていたiMacが壊れてしまった。何の前触れもなく、突然電源が入らなくなってしまったのだ。写真と音楽データくらいしかなかったけれど、もはやバックアップどころではなく、半泣きでアップルストアへ。確か銀座の。
見てもらったところ、これはハードディスクがやられています、交換には2-3万円かかります、新しいものを買った方が良いかもですよ、とのこと。電源が入らないのだから、まぁそうなるよね。
写真と音楽データの為に2-3万円かぁ。そこまで絶対に必要ではないけれど、どうしよう…。でも、新しく買うのもなぁ…。急に言われてもなぁ…。
色々思いながら、肩を落としてエレベーターに乗った私。すると、一緒に乗っていた別のお店の方に、「どうされました?」と話しかけられた。
私は経緯を説明し、色々と迷っていることを説明。
すると、「そうだったんですかぁ。良かったら、3万円割引きしますので、MacBook買いませんか?」と言ってくださるではないか!まじか!!
私が買うのは、1番安いMacBook。アップル社製品の中で、最も安いノート。
それなのに、そんなにも割引きしてくれるという。何という奇跡。
私はすぐに購入することに。そのお店の方がレジの方に私のことを伝えてくださり、スムーズに購入。
都会に住んでいて良かったなぁ。地方だとこんな訳にはいかない。
私はその時、つくづく都会に住んでいて良かったと思った。トーキョーって、何てエキサイティングなのだろう、とすら思った。
だって地方に住んでいたら、PCが壊れてすぐにアップルストアに持って行く事がそもそも無理だし。
ご機嫌でMacBookを持ち帰り、嬉々として使い始めたこの数日後、私はMacBookがリニューアルし、値段もぐっと安くなったことを知る。
新しい価格は、私が値引きしてもらった後の値段とほぼ同じで、少しだけ上だった。
そういうことだったのか。
だからだったのか。
もしかしたらみんな、グルだったのかもしれない。
都会って怖い。
色々思った。
でもこのMacBook、めちゃくちゃ長持ちして10年位お世話になった。さすが、最終形態。
今となっては、この何とも言えない思い出と共に大満足。
まわりみ
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