地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

<当ブログは広告が含まれています>

地方でワクチン接種の予約をした話

先日、親のコロナのワクチン接種の予約をスマホで完了。1回目がね。また2回目の予約も取らなければいけない。
接種する本人にはできないことなので、身内が時間を割いてやらなければいけない。私の周りもそういう人ばかり。
老若男女、この話題で数日間は持ちきりだったここ地方。
何なんだこれ。


高齢者同士で、
「娘が予約してくれた」
「お嫁さんが予約してくれた」
「電話をしたら繋がった」
「電話で頑張ってたけどダメだった」
「役所にはものすごく人がいたと〇〇さんから聞いた」
「時間はかかったけれど、自分で何とかスマホで予約ができた」
「マンションのエレベーター内でたまたま一緒になった他の二人がワクチン予約の話題をしていた」
などなど、主に自慢大会のような会話が数日間続いた。
他の市もほぼ同時期スタートだったので、市や県を超えて、友人や親戚同士の話題のメインはワクチン接種予約に湧いていた日本。


高齢者達の身内自慢大会や、ネットリテラシー大会と化してしまった、今回のワクチン接種の予約。
高齢者にとって、いかに自分の身の周りに優しく頼りになる人がいるのかどうか、が浮き彫りになってしまった今回のこの騒動。


次は、ワクチン接種に誰に連れて行ってもらったか大会が開催なのかな。あ、2回目接種の予約大会が先か。
暇な高齢者たちの争いに巻き込まれる私たち子ども世代。勘弁してほしい…。


高齢者でも自分でネットで予約した人もいる、とか、何度も電話をかけて予約できた人もいる、とはいえ、そんな人はごく一部。
親世代の殆どがスマホを持っていたって、ワクチン接種の予約ができないレベルの人が大多数。そもそもスマホに関しては理解力がない上に老化もしているのだから、説明されたって、丁寧な説明の紙を見せられたって、わかるわけがない。


役所では多くの人が詰めかけ、大パニックだったと報じていた。今回ネット予約できなかった人に対しては、次回に備えて役所の人がレクチャーしたそう。まぁ、なんて優しい役所なのでしょう!(皮肉)
次の予約までに、高齢者がその操作方法を覚えていられる訳がない。まぁ、役所の人も、これ全然意味ないよね…と思いながらやっていたのだろうけど。
何なんだこれ。


高齢者の予約だけでこの騒動。先が思いやられる…。
そして今回、こうやって予約をするという行動をすることによって、割とのんびりとしている地方の私も、今、確実に歴史的出来事の真っ只中にいるな、世界の一員なんだな、ということを実感。


文句ばかり書いたけれど、今回のワクチンの数制限などを考えると、じゃあこうすれば良かった、という考えは浮かばない。
ただただ、この歴史的出来事の波に飲まれるしかないのだろう。そして将来の人間に、当時の人達にこのパニック、馬鹿だなー、とか笑われるのだろう。


例えば国民全員がマイナンバーで管理されていたら、
1.受けるか/受けないか
2.希望接種会場は?
のアンケートをマイページで回答し、それによって整理番号をランダムに発行。整理番号順に接種、とかはできそうだけれど。
理想だけれど。


ワクチン接種予約のブームの前は、生ジョッキ缶ブームだったなー。
まわりみ




【日記ブログ】行動半径2.5キロの地味な日常
mawarimixxdialy.hatenablog.com


【Instagram】写真とひとこと


【楽天ROOM】ブログに登場した「愛用品」などのまとめ


【Twitter】更新報告ばかりで、ほぼ呟いてません
まわりみ (@mawarimixx) / Twitter

プライバシーポリシー お問い合わせ