全く熱心ではなかったけれど、ここ20年間はアップル製品が大好きで、何か買う時に選択肢にアップル製品があればアップル以外考えられないでしょ、と何の疑いもなく買っていたのだけれど、この度、パソコン欲しいなぁと思って、LenovoのIdeaPad Duet Chromebookを購入。あ。まだ届いていないので、正確には注文ね。
これまでiBook、MacBook、そしてiPhoneとiPodはそれぞれ2台ずつという、全くもって少ない購入実績、かつ壊れるまで使い続けるという微妙なユーザーだった私だけれど、持ち物の100％がアップル社の製品だったのだから、なかなかの良い顧客な筈。
都会に住んでいた頃は、お金がなくても、その良さがそんなにわからなくても、とりあえずアップル、と思っていた。
けれど地方に住み始めて数年経ち、この、自分の中の何が何でもアップル製品でしょ精神がどんどんと薄れてしまった。なので、今回のLenovo購入に至ったのだった。
この理由は、日々生活する中で、私がアップルストアを目にしなくなったからだと思う。
だから、アップルへの気持ちがなくなってしまったのだ。
都会に住んでいたら、店の中に入らなくても、良い感じだなぁ、と思いながらよく通り過ぎていたアップルストア。かっこいいアップル製品しかない、店内のゆったりしたあの感じ。もう、脳の中でかなりの好感度しかなかった。
今思えば、都会に住んていた頃の私はアップルに洗脳されていた。
そしてそれを全く見かけない地方での生活によって、私はアップルからの洗脳がすっかり解けてしまった。
今では、目的の用途が満たされれば良いじゃないか、という気持ちに。もちろん、アップル製品の方が何かと良いという意見もわかる。
でも、あの素敵なアップルストアを日常的に知っていた私は、あのアップルストアにかけられるお金が莫大なことがわかっている。
それを考えると、純粋な機器代に、かなりの金額が広告宣伝費という名のストア運営費として上乗せされているのは明白。となると、地方在住の今、アップル製品は以前よりもコスパの悪いもの、と考えてしまうようになってしまった。
今年の2月に、スマホはiPhoneしか使ったことのなかった私がAndroidに変えたのも、そういう理由から。かなり不安だったけれど、使ってみれば特に問題もなく。で、その勢いで次はLenovoを買ってみたのだった。
地方に住むと、洗脳が解けて本質が見えるようになったと思いたい。
まわりみ
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