一年を通してずっと夢中になっていた大河ドラマ「光る君へ」が最終回を迎えた。私の2024年は「光る君へ」とあった。始まってからすぐに藤原道長役の柄本佑さんの色気にやられ、吉高由里子さん演じる主人公まひろとの逢瀬にときめいた。そうこうしているうちに2024年の春頃には続きが気になって仕方がなくなり、2024年なんてさっさと終わってしまえばいいのに、という気持ちになっていた。私の2024年の私生活はあんまり楽しいことがなかったこともあって、そんな気持ちになっていた。
最終回を迎えた今、今年の自分の生活と共にあった大河ドラマを通して、物語の力というものを感じまくった。あの物語の続きがあるから、今週もなんだかんだで生きてゆける。日曜日にはあの物語の続きがあるから、今日も生きよう。生きるか死ぬかの状態というほどではなかったものの、私はそうやって2024年をやり過ごした。
生きていると周期的に、あんまり、いや全くもって楽しくない時期というのがある。そういう時期に、今回のような自分好みの物語に出会えると本当に助かる。しかも大河ドラマは1年続く物語。テレビドラマは3ヶ月毎にそういう存在を見つける手間があるけれど、大河ドラマにハマったら1年間は安泰なのだ。
私はよく知らない芸能人に対して全く夢中になれない性格だから今回のように物語にハマったわけだけど、推し活に精を出してる人とかもこれと同じカラクリなんだと思う。
生活は、人生は、やり過ごした日々で出来てゆく。
まわりみでしたー。
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