地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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おばあちゃんが亡くなったけど、全然涙が出なかった話

こんにちは、まわりみです。
この季節の変わりっぷり、すごいです。


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先日、祖母が亡くなった。97歳でした。
これで私の祖父母は全滅。私もそんなお年頃。


亡くなった祖母は、祖父母の中では一番、圧倒的に大好きな人だった。
いつも前向きで楽しい性格の人で、戦争の話も、空襲の日はメンズたちと一緒に歩いて帰れたから楽しかったなどと話してくれた。
30代、子供(=私の母)が中学生くらいの多感な頃には当時ではめずらしく、ひとまわり下の独身男性(その後、他の女性と結婚。存命中)と浮気をしたりと、美人ではないけれども、なかなかのやり手でもあった。
旦那はギャンブルにハマって、全然家に帰って来ず、しかもお金を入れなかったので、家事は母親に任せて働き、苦労もした。
40代で旦那を早くに亡くした後は実の母親と2人で過ごしたので、かなり好き勝手に、元気に生きた女性でもあった。
破天荒エピソードはキリがない。


ここ数年はこれといった病名はないもののずっと入院しており、食べることも歩くこともできず、あまり意識もないと聞いていた。
心配しつつも、どうしようもないよね、という状態。
で、この度、何の前触れもなく突然に亡くなったという知らせ。
50年以上も前に亡くなった、全然家に帰って来なかった旦那と同じ日に亡くなったという不思議なめぐり合わせ。


もしもこの祖母が亡くなったら私は泣くだろうなぁと思っていたのだけれど、今回、葬儀でもその後でも、私は全く泣かなかった。
悲しかったけれど、まぁ、97歳まで生きたらいいよね、良かったよね、しょうがないよね、という気持ちが大きかったのだ。


この高齢化社会ではこれから、こういった、「まぁこれだけ生きたのだからもういいよね」と思われながら亡くなってゆく人が多いのだろうなぁと思う。
事故や病気での早すぎる死ではなくて、老衰的な死を迎えた場合、今後はとんでもなく長生きしてしまう可能性があるから。
80歳前後で亡くなった場合、「おばちゃん(おじいちゃん)には、もうちょっと元気でいてほしかったな」みたいな気持ちがあるかもしれないけれど、今回みたいな100歳前後の死だと、ほんと、「いや、もう、いいでしょ」だもん。


思い出もたっぷりあるし、今では子どもたち(つまり私の母親とその兄弟)も年を重ねて体にガタが来ているお年頃。
いくら病院に入院していたとはいえ、洗濯物を洗ったりしなければならず、それが結構大変そうだったもん。
心配するこちら側の方が、そろそろ限界だった。


葬儀もさ、すごく簡単なものだったけれど、それでももう、読経聞く時間が長かったりすると、体もキツいし、シルバーは頻繁にトイレへ行きたくもなるお年頃なわけで。
もっと読経の時間が短いプランとかないのかしら、と思ったもん。逆に課金してもいいからさ。
お焼香も、全員がやるのを待つと時間がかかってしょうがないし無意味な気がしたから、どうにかならないのかな。
心ない発言ではあるけれど、でもこれからは、そういう時代だと思うんだけどな。


ミニ仏壇が流行っているように、ミニ葬儀プランも流行ってほしい。
まわりみでしたー。


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