地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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本当に素敵な人はメディアには出てこない

どうも、まわりみです。
暑さがエグそうなのに電力不足な今年の夏、どうなっちゃうのでしょうか。そしてその後の冬は、更にどうなっちゃうのでしょうか。


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全員がフラットに、簡単に発信者になれる時代。
だけれどやっぱり、本当に本当にすごい人、やばい人、唯一無二な人って、今も昔もメディアには出てこないし、自分では発信しない。
というのを、私は都会に住んでいた頃に色々と見てきた気がしている。


都会に住んでいたある時期、とってもイケてるオシャレな場所で働いていたことがあった。
そこはとっても華やかで、メディアにも度々取り上げられる場所で、素敵で自由に生きる人がたくさんいた。
そしてそこには、本物というか、正統派のお金持ちの人もいて、あぁ地方から出てきた私は永遠にこの世界には入れないなと思い知った、現実を教えられた場所でもあった。


その中でも私は、ある女性をなんて素敵な方なのだろうと思って大好きだった。
いつも穏やかで、周りの人の話をよく聞き、でも芯がしっかりあって流されていなくて。
しかもその上品な見た目と違って、実は好きなものがちょっとハードめというか、ぶっ飛んでいて、そこがすっごく面白くて。楽しくて。
私はその方を知れば知るほど、こんなにも楽しく、でも表面上は控えめに素敵に生きている人がいるんだ!と、驚いた。
今でも私はその方の教え?を守って生きているつもり。とても影響を受けた。


もちろん、その素敵っぷりはダダ漏れなので、やっぱり出版社の方の目に留まる機会が度々あったよう。
でもその方、仕事関係で説明係のような形でメディアに出ることはあっても、個人として紹介される機会は必ず断っていた。
「この前、(素敵ライフ系の)ムック本に出ませんか?って声をかけてもらったんだけど、私が出るのはちょっと違うかなと思ってお断りしたの」などと。


で、結局、雑誌などのメディアに素敵女子として紹介されるのは決まって、んん???っていうような、ちょっと不思議系の自己顕示欲の塊のような人だった。
ちょっとこの人とは親しくはなりたくないかなー、みたいな。
そういう人じゃないと、メディアには出れないよね。心がおかしくなっちゃう。


自分の目で、そういう事実、現実を見ることができたのは、都会で過ごして良かったことのひとつ。
今の時代、メディア、そしてネット上には、本当のことなんてあんまり出ていないということを、今の若者はきっとよくわかっていると思うけれど、私が若かった頃はそういうことを全然地方では学べなかったから。


もちろん、地方に住んでいる今も、そう感じることはよくある。
あぁ、私と一緒に遊んだあの日って、この子のインスタ盛り盛りフィルターを通したら、こんなにもリア充な写真と言葉になっちゃうのね、ってことは、誰にでもあるあるだと思う。
その投稿に対して、全然知らない子が、「いいなぁ」みたいなコメントしてると、ちょっと笑えたり。
なんか、発信すれば発信するほど、リアルから遠ざかるのを感じる。


このブログだってそうなのだろうけれど。
まわりみでしたー。



【予告】
明日は、お昼の12時更新です。硬いプラスチックの容器は、もう古い。


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