地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

<当ブログは広告が含まれています>

結婚を、マイホーム購入に例えて考えたら腑に落ちた

どうも、まわりみです。
大好きな無印良品のパジャマは、毎日着て毎日洗濯したら、寿命は約6か月ということがわかりました。つまり、180回は着られます。私調べですが。
mawarimixx.hatenablog.com


ーーーーーーーーーーー


新聞の下段の本の広告を見ていると、老後の過ごし方を紹介している本が結構多い。
あとは、「自分らしく生きる」「ひとりで機嫌よく生きる」系のやつ。男性にも、女性にも指南。
こうしましょう、ああしましょう、これはやめましょう、的な。
じゃあこれまでの人生は、自分らしくなくて、機嫌か悪かったのかな?あらまぁ。


みんな、老後の過ごし方に困っているらしい。
夫婦がうまくやっていく方法を、今更試行錯誤しているらしい。


未婚な私が言うのもアレですが、だいたいの人が夫婦として結婚生活を既に何十年もやってきているのに、今更一緒に過ごすためのメンタルを考え始める、学び始めるって、今までどうやって生きてきたの?って思うのだけれど。


共に子育てだって、嫁姑問題、親戚づきあいだって乗り越えてきた筈なのに。
マイホームもマイカーも、子供の進路も共に話し合って決めてきた筈なのに。
それらをしっかりと話し合って決めてきた夫婦であれば、残りの人生の過ごし方なんて、考えることもなくできそうなのに。
そういうわけにはいかないらしい。


たぶんこれまでは、お金で何かと解決できたし、旦那が家にいない時代だし、世間体が何よりも大切だった時代だからだと思う。
あとは、子供の力なのかな。子はかすがいという言葉は本当だと、こどものいない私だって思ってる。


今の団塊の世代の人たちの結婚事情を考えると、だいたいの人が20代前半で適当に結婚して、離婚もせずにずーっと生きている人が多い。
この人と結婚するんじゃなかった、って思ってしまう人の確率、めちゃ高そう。人生の伴侶を決める年齢が、どう考えても早すぎでしょ。
私の20代前半なんて、今と考え方とか全然違うんですけど…って思うもん。


これって周りから、「若いうちにこの家を買っておけば、ローンは長くなるけれど月々の支払いは少なくて住むよ」とか何とか言われて、よくわからないまま長期ローンを組んで欲しくもない家を買ってしまった感じなのかな。
当時は周りもみんな買ってるし、周りがうるさいし、絶対に損はしないだろうから私も買ってみよう。きっと間違いではない筈、とか思って。


で、実際に住んでみたら全然思ってた家と違って、何だこれ、友達の家の方がめっちゃ良さそうじゃん、でも返品できないしなぁ、ということになったのだと思う。
でも、日々不満を持ちながらもローンはとりあえず払えるし、友達もそんな感じだし、ということで何十年もズルズル過ごして、やっと返済が終わった頃(=老後)に、気付けば家がボロボロになっていて、この家どうしよう…捨てたいんですけど…見たくもないんですけど…的な?


今は離婚する人も多いから、そうなってしまう確率が今よりも低いとは思う。私みたいに結婚していない人も多いし。


離婚する人=若うちに家を買ってしまったものの、将来の自分の気持ちを考えて損はするけど賃貸に移り住んだ、みたいな?
そして私みたいな結婚していない人は、そもそも家なんて買わずにテントで身軽に寝泊まりしてる人、みたいな感じなのかな。


この考えだと、テント生活をしながらその時その時で気が合う人と一緒に過ごすのが一番楽ではあるけれど、その代わり、どっしりとした心の支えがないのがデメリット。
そして立派な家を持っていた人が、老後にいきなりテント生活を始めるのはちょっとキツいかも。


今のシルバー世代はお金に不自由しない代わりに我慢強く生きたから、今、そのツケがガツンと来て大変だなぁと思っている。
まわりみでしたー。



【予告】
明日は、お昼の12時更新です。「雪国 −SNOW COUNTRY−」の感想。これは女性と高橋一生の為の作品です。


【Twitter】いちおうやってます。
まわりみ (@mawarimixx) / Twitter


【楽天ROOM】ブログに登場した「愛用品」などまとめてます!

プライバシーポリシー お問い合わせ