地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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NH○から話を聞きたいと連絡が来た、1997年頃の出来事

どうも、まわりみです。
Twitter全然やる気になりません。絶対楽しくなるって思ったんだけどなぁ。人生は予定通りにならない。
霜降り明星も、金曜のオールナイトニッポンでコロナ療養中のことを喋っていました。
粗品が初期の「エヴァンゲリオン」を全部観たけど、「全然わからなかった」って言ってて、すごい好感度上がった。そういう人もいるべき!


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先日、あるブログでコロナ療養中の日々、リアルタイムの様子を知ることができて、すごくエキサイティングだった。
「エキサイティング」って言葉はどうなの?って感じかもしれないけれど、そうそう、こういうのが知りたい、読みたいよねって思った。


しかもこの方、家族でコロナ療養を経験した方ということで、そのブログきっかけで、最終的にはリモートで朝のワイドショーにテレビ出演までされたという!
そういうのを含めてエキサイティングだった。


なんかそういうの、今っぽいなーって思って。
シンデレラボーイ的な?
発信の力を感じた。


で、私がかつて女子高生だった頃のことを思い出した。
インターネットを始めたばかりの1997年頃の出来事。
地方の女子高生だった何の特技も実績もない私が、NH○でディレクターをしている方から、あなたから話を聞きたいと連絡が来たという、今考えると奇跡みたいな出来事。


当時の私は小説をたくさん読んでいたけれど、周りに本のことを話せる友達がいなくて、ネットの掲示板に書き込みをしたりして楽しんでいた。
そうあれは、amazonもない頃。


そんな私の書き込みに目を留めたNH○のディレクターの方が、とある作家に関する番組を作るにあたって、あなたにお話が聞きたい、と連絡が来たのだ。
全然覚えていないけれど、たぶん、先ずはメールで連絡が来たのかな。
当時、メールしか手段がなかったから、メールしか考えられない。


放課後、約束した時間に電話がかかってきた。
制服姿で電話を受けた田舎の女子高生だった私。
その作家のどういうところに惹かれるのか?などを質問されたような、ないような。
とても話しやすい女性のディレクターさんだった。


後日、改めて放送時間や、当初とは全然違う内容の番組になってしまったのですが…というメールをくださった記憶が。
今考えると、テレビ局のディレクターさんということで多忙な方だっただろうに、良い方だったなぁ。


出来上がった番組は、本当に、私が喋ったことなんて全然参考にされていないような違った内容になっていたけれども、番組の最後に、その方の名前がディレクターとしてクレジットされているのを見て、異常に嬉しかった記憶が。
あぁ私、この方と喋ったんだよね!って。


1997年とかのネットの世界って、今みたいに多くの人が何かしらの方法で発信っていうよりは、親切、かつ好きなものについて語りたい人が掲示板を作って、それを見つけた人々がそれに書き込む方式だった。
その掲示板に出入りする人はそれぞれ、自分の意見を注意深く書き込んで、語り合う。って感じで楽しかったなぁ。


少なくとも私が関わっていた場所では、みんなが仲間って感じだった。
今と違って、見る人全員が参加したくなるような、楽しい世界だった。
変な人が全然いなくて、安心安全な世界でもあった。


勤務先である大企業や官公庁であてがわれたメールアドレスを普通に使っている人も多くて、「〇〇さん(ハンドルネーム)は△△にお勤めですかぁ。凄いですねぇ」みたいな。
今考えると恐ろしい!


そんな時代だだったからこそ、NH○の方も、どこに住んでいるのかも知らない、本当は女子高生じゃないかもしれなかった私に、コンタクトを取ってくれたんだと思う。
こういうことを書く子は、変な子ではない、と。


当時、ネットの掲示板に書き込んでいる女子高生ってだけで、地方に住んでいても、東京と、NH○と繋がることができた凄い時代。
今も、色んな可能性がたくさんあるインターネット。
すごいなって思いつつも、怖いなとも思う。


あーあの頃は平和だった。
まわりみでしたー。



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