地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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京都「ブション」のこと

旅行へ行きたい!という強い強い欲望はないけれど、私は20年以上前から京都の「ブション」というカジュアルフレンチ?のお店のランチが大好きで、また行きたいなぁといつも思っている。
時々ネットで写真を見ては思いを馳せている。


あー美味しそう。
シンプルなサラダとじか置きバケット。その後出てくる、メインのハラミのステーキに山盛りポテトフライ。
デザートは、独特なすくった形を見たいがために、バニラアイスクリームを選びがち。


ブション 京都 - Google 検索


私がこのお店を知ったのは、オープンしたばかりの1999年、まだ20世紀の秋だった。ほへー。
パリでの留学経験があるという方から、「ここはまさに本当のフランスって感じのお店。トイレもぜひ行ってみて。木の便器もフランスっぽいのよ」と連れて行ってもらったのがきっかけ。


その時は地方に住んでいたから、こういうお店って都会では割とどこにでもあるのかな、なんて思ったけれど、あれから20年経った今も、これ以上に好きなお店は出てこない。


その後大阪に住んだ私は、休日に京都へ行くと、絶対と言って良いくらいにここでランチを食べた。
ここで1人で食べて、向いていない忙しい仕事の日々の疲れを癒やしていた。
BGMのない店内で、黙々と食べていた。
疲れたらここに行く、って感じだった。
これが気軽に食べられる環境、収入に感謝しよう、と自分を慰めていた。


その後関東に住んでも地方に住んでも、京都へ行く度に必ずブションに立ち寄っていた。
5年くらい前だったか、お店の方に「お久しぶりですね」と言ってもらえて、感無量だったことも。


私が行き始めた頃から、いつも食べるハラミのステーキは全然変わらない。
もしかしたら、山盛りポテトの量が1割くらいは減ったかもしれないけれど。
ただ、値段がほぼ1.5倍になってしまった。
そしてネット情報によると、お店が今、大繁盛しているらしい。


20年前、確か980円ほどだったランチは、今では同じ内容で1480円。
そして、どうやらお店の前にはいつも行列ができているらしいのだ。


あの頃はとてもゆるい感じの店内で、満席にはなるけれど、行列にまではなっていなかった。
喜ばしいことではあるけれど、みんなに知られてしまったらしい。


お店で出すものは全然変わらないのに、20年前とは、値段と人気が変わってしまった今。
時代は変わってゆく。
頻繁には行かないけれど、行けないけれど、行く予定もないけれど、ネットの画像を見て定期的に思いを馳せる人間が、ここにいます。
遠くから、応援しています。


このお店きっかけでフランスに思いを馳せて20年以上経つけれど、いまだに行っておりません。
まわりみでしたー。


【予告】
明日は、都会で「ビッグイシュー」を買っていた頃の話。そんな時期がありました。お昼の12時更新です。


↓「ブション」公式サイト
https://www.bellecour.co.jp/bouchon%20file/bouchon.htm


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