地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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back numberフェス、にわかファンも堪能

10/4(月)のTV「CDTV ライブ!ライブ!」の4時間スペシャル内での「back numberフェス」は90分超え、16曲におよぶライブで、久しぶりに色々と衝撃。


民放であんなにもCMなしで音楽の演奏を放送するなんて、びっくりした。
前半は多少CMが入ったけれど、後半はほぼCMなくて、見ていて心配になるほど。
曲と曲の間は暗くなりギターチェンジなども普通にあるし、ちょい長めのMCもあり。生感・ライブ感がすごかった。
ああ、ライブってこんな感じで進むよねって思い出した。


back numberについては、私は以前このように書いたくらいに、超にわかファン。そして大好き。
テレビで16曲、90分ライブをすると知ったのは当日の新聞のテレビ欄だし、新曲の「黄色」はラジオで何度も聴いていたけれど、そのタイトルが実際は「きいろ」なのか「黄色」なのか、はたまた「緋色」なのかもわかっていないレベル。


mawarimixx.hatenablog.com


そんな私でもすごく熱くなったし、楽しかった。とにもかくにも、TBSありがとう!って感じだった。
最近のTBSは熱い。攻めている。報道もドラマも音楽も、のりにのっている。


正直なところ、私はこのテレビで鑑賞のスタイルが1番ミュージシャンのライブを楽しめるのかもしれない、と思った。
都会に住んでいた頃も地方に住む今も、ライブと言われるものに何度も行ったことがある。
で、いつも思っていたのが、


・人が多くて行き帰りが面倒
・ライブまでの待ち時間をちょっと無駄だと思ってしまう
・ちょっと好き程度の人のライブへ行く場合、曲と歌詞の予習が必要
・ずっと立ちっぱなしは疲れる
・特に好きな曲はちゃんと座って心して聴きたいのに、そうはいかない
・タオル振り回すとか意味わかんない
・アンコールへの一連の流れがださくてやりたくない
・終わった後に、私ってわーわー叫んでたけど結局あの人達の曲本当に聴いたんだっけ?ってなる


などなど、とにかくその場の雰囲気に流されて、その場は超楽しい!という気持ちにはなるものの、振り返るとじっくり曲を楽しめていないし、記憶も曖昧で全く定着していなくて、楽しかった筈の時間がまぼろしみたいで、後悔ばかり。


でも、今回みたいにテレビでああいうものが見られると、ちょっと好きだな、みたいなミュージシャンのものでも見てみようかなってなるし、ちゃんと聴ける。
有料チャンネルではなく、民放でっていうのが、今回は本当に良い試みだった。


こんな時代だからこそ、の計らいなのかもしれないけれど、すごいチャレンジだったと思う。
back numberがやった、っていうのがまた、絶妙。


何よりも最高だと思ったのが、演奏中に曲のタイトルと発売年、歌詞が常に出ていたこと。
私みたいなにわかファンは、あの歌詞字幕にかなり助けられまくった。


CDを、音楽データを全く持っていなくて、ただラジオで流れるのを聴いて、この曲好きだなーと思う程度のにわかファンの私は、今回みたいに16曲も連続でback numberの曲を聴いたことがなかったから、ほぼback number初体験状態。
楽しめないわけがなかった!
生きてると、テレビでこんな楽しいことが体験出来る日が来るんですね。


オンラインライブ、ちょっと馬鹿にしていたけれど、新しいライブの形だな、いいかもな、と実感できた。
野外フェスに行くのが大好きな人がいるっていうのも知っている。楽しいらしいと聞いてもいる。
けれど、私は絶対に行きたくないタイプ。
オンラインライブの方が全然合うなって思った。


そして今回、改めてback numberの曲を聴いて思ったのが、2011年〜2014年くらいの曲はすっごく言ってることが簡単で、だからこそ名曲揃いだったなということ。
2015年頃から、つまりどんどんメジャーになって映画の主題歌などになっていった頃からの曲は、歌詞が複雑化して、私にはよくわからなくなってしまっていた。


back numberといえば私の中では「わたがし」「高嶺の花子さん」「世田谷ラブストーリー」など。
簡単な言葉とストーリー。だからこそ名曲。
歌詞に出てくる言葉、ださいのばっかり。でも、それが良かった。


それなのに、売れてくると歌詞で使われる言葉も使い方もどんどん洗練されてきて、曲もかつてのback numberぽいのだけれど、「それっぽい美しいメロディー」になってしまって、私は悲しい。
BUMP OF CHICKENもそうだったんだけど、売れると共に、そして年を取るにつれて、彼らはどんどん洗練されてゆく。
気づけば私は全然ついて行けなくなっていて、もういいやってなってしまう。
毎朝見ている朝ドラ「おかえりモネ」の主題歌のバンプの歌について、もはや何とも思わない私です。


ただ私が幼稚なだけなのかな?
成長できないだけなのかな?


演奏中に発売年の出た今回、特にそういう思いを強く感じた。
今回の「黄色」なんて、既にもうラジオで何度も聴いてるのに、聴いた後、その曲のこと全然思い出せないっていう悲しさ。
曲も歌詞も洗練されると、こうなるのね、っていうこの感じ。つらいです。


あのback numberの後に出られるのは宮本浩次しかいないよね、昔の町田康みたいで最高でした。
まわりみでしたー。


【予告】
明日は、声の好き嫌いについて。こればっかりはしょうがない。お昼の12時に更新です。




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