勝間和代さんが絶賛されていた本「希望の歴史」。
図書館にはなかったので、図書館にリクエストを出して買ってもらって読んだら、すっごく面白かった。良かった。私も激しく絶賛します!!
ごめんなさい、ケチだから本を買わなくて。
でも、私はこんなにも素晴らしい本を図書館に置くきっかけを作ったから、とても良いことをしたのです!と言い訳してみる。
内容としては、とにかく、人間って捨てたものじゃないな、と思える本。
みんな本当は、戦いたくない。仲良くしたいのだ。
教科書に載っている戦いの歴史や、人間の残忍な心理をあぶり出した実験は、実は全て「噓」だったのだと、いろいろな例を挙げて教えてくれる。
この本を読むと、びっくりエピソードを次々と知ることになるから、読み進めるうちに、本当かなぁ?とこの本の存在自体を疑うレベルに。
「ファクトフルネス」を楽しく読んだ人なら、この「希望の歴史」はきっと楽しめるのではないかと思う。
「ファクトフルネス」は歴史の本でありつつも「統計の本」だった印象があるけれど、この「希望の歴史」はもっともっと「歴史の本」寄り。
読みながら、あまりにもびっくりなエピソードを知り、「え?」「おおおー」「へーーー!!!」なんて、うっかり声を出しながらぐんぐん読める。
そして読了後、目の前にはぱっと、新しいようで、実は本来の姿である、優しい世界が広がる。
この本を素直に読み、受け止めた人だけにわかるこの感じを、ぜひ多くの人に味わってほしい。
そして、自分自身の悪い心というか、「どうせ人って自分のことしか考えていないもの。だから自分も自分中心に生きてやる」みたいな、思い込みによって、自分自身で悪くしていた性格を、改めてほしい。
私も改めたつもりですので、ぜひご一緒に。
ただ、生きているとどうしても遭遇してしまうサイコパス系の人にはこの本の世界はあてはまらない。
そこはまぁ、それはそれで、という感じで自分で解釈するしかないのかな。
仕方がない、脳の仕様なのだ、と思うしかない。
でも、この「希望の歴史」を読んでいた幸せな時間は、そういうサイコパスな人のことも忘れるくらいに暖かな時間が流れたことは確か。
この「希望の歴史」は、「ファクトフルネス」よりも、もっともっと話題になって読まれても良いし、読まれるべき。
だと思うのだけれど、ちょっと難しいのかな、とも思っている。
なぜなら、
・上下巻あり、がっつり文字で埋まって長い。
・表紙がダサめで宗教っぽい。
・表紙がハードカバー。
・上下巻買うと値段が高い。
内容うんぬんよりも、手に取りにくい・読みにくい存在の「本という名の物体」に仕上がってしまっている印象。あああー勿体ない。
私もたぶん、勝間和代さんがあんなにもおすすめしていなかったら、手に取らなかったと思う。それくらいに、本のモノとしての重みと存在感がすごくて、近づきにくい。
長さはどうにもできないけれど、表紙とハードカバーなところは、どうにかできないかなぁ。
とか言っているうちに、口コミ等々でこの本がどんどん広まることを切に願う。
それだけの力が、この本にはあると思う。
こんなにも根本的に心が軽くなる本があるなんて、と思った私は素直過ぎるのかな。
まわりみでしたー。
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