地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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酷い本「願力」を今再び宣伝する長谷川理恵さんって一体

先日見かけたネット記事のこちら。


https://news.yahoo.co.jp/articles/f3b3d90be71a7154d68fe72419ff2d1420b7091anews.yahoo.co.jp



今までの半生を振り返って、ずっと心の中で引っかかていたことは、結婚・出産前後に出した2冊の本のことです。
若いがゆえの無責任な発言や、視野の狭さで、多くの方に不快な思いをたくさんさせてしまいました。



長谷川理恵 本 後悔 - Google 検索


↑ネットでのブーイングもすごい。
「若いがゆえの」って言ったって、その頃は38歳。なかなかの大人。


今更の突然の告白。なぜに今更この人はこんなことを言うのだろう。
気になって調べてみると、2012年「願力 愛を叶える心」、2013年「女性としての私」のことを言っているらしい。
そういえば当時、「願力」はかなり話題になった本だったっけ。


もうみんな忘れちゃってるのに。言わなくていいのに。
私みたいに、ファンでもない興味本位な人が、今になって気になって調べてしまうだけなのに。


図書館で借りられたのは、「願力」のみ。こんな時に、本屋よりも図書館の蔵書の底力を感じる。ありがたい。
Amazonのレビューでとんでもなく酷評されているこちら。
もう、読むしかないよね。ますます興味がわくよね。


読んで思った。凄い、凄いよ長谷川さん!
文章で自分のことを見つめているように書いているけれど、ちゃんと自分を見つめられていたらこんな本、絶対に出版しないでしょ。
文章と行動が正反対なわけで、この本の存在自体が、もうやばい。


誰も得しない本って、こういう本のことを言うのですね。
石田純一、神田正輝、今の旦那さん。そして、その周りの方々。
長谷川理恵に関わってしまったがゆえに、こんなにも、本という残る媒体で赤裸々に語られてしまうなんて。これはつらい。
もちろん、著者である長谷川理恵さんも得しない本。


いくらマネージャーに仕事を任せっぱなしだったとはいえ、ゴーストライターがきっと書いたであろうとはいえ、誰か、止めてあげようよ…。
長谷川理恵さん、当時は真剣にとんでもない女性で、あれでもマイルドに書いたのかもしれない。多忙だったゆえに頭がおかしくなっていて、全部書いてやる!と、本人が希望して覚悟を決めて全てを書いたのかもしれない。
でもでも、誰か、止めてあげようよ…。


友達が〜、仲間が〜、とか書いていたけれど、たぶん周りは長谷川理恵さんが長谷川理恵だから付き合っていたんだと思う。
デビューしたきっかを、

(中略)大学ミスコンテストに出たのも、主催する放送研究サークルの人間にキャンパス内で「出てみない?」と声をかけられただけという、まったく主体性のない理由だったから。


と、当時の同じ大学の人のことを「人間」と書いていてドン引き。
長谷川さんの思いやりのなさ、配慮のなさが、こういう感じでガンガン書かれている。
もっと書き方、あったのでは。
編集者は何をしていたのだろう。口、挟めたかったのかな。挟んで挟んで、やっとあれだったのかな。


今更本人が言及するくらいに名著。
自慢と自己弁護と言い訳の詰まった本。怖くて、楽しくて、ぐんぐん読めた。
色んな意味で、素晴らしい本でした。


心も体も健やかになりそうな、マラソンやサーフィン、オーガニックの力も、彼女の前では太刀打ちできなかったらしい。
まわりみでしたー。


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