数週間前にラジオから流れてきたback number「わたがし」を久しぶりに聴いて、やっぱりこの曲好きだなーと思った。その後、radikoのタイムフリーで何度も聴いた。
そんな私が後日気づいたのは、公式のYou TubeではフルバージョンのPVですらも1年前からアップされているということ。
私みたいにCDを持っていない人でも、ネットさえ繋がっていればいつでもちゃんと、公式に「わたがし」を楽しめる世の中。すごい。
私はそういう感じで、back numberは大好きだけれど、CDは1枚も持っていないし、全曲聴いたこともないし、新曲が出たという情報も積極的に自分から知る努力もしない。ライブにも、行きたいと思ったことがない。
back numberに関しては、ただ、ラジオやテレビでたまたま聴いて、やっぱりこの曲好きだなー、この声ずるいよなー、などと思いながら、たまたまある一瞬だけキュンとなる、という付き合い方が好き。
私はback numberに関しては、超サイレントマジョリティー。この使い方、合ってるかな?
そんな全曲知らない私は「わたがし」という曲が大好き。今回調べたらこれは2012年7月のリリースで、なんと9年も前からこの曲は存在しているらしい。ほへー!全然色褪せない。
いつ聴いても新鮮だし、何度でも繰り返し聴ける。聴きたい。
この曲、聞けば聞くほど全部がシンプル。
歌詞は、好きな女の子と夏祭りに行く話なのだけれど、その内容がもうただただ歩いているだけ、悩んでるだけ、見つめているだけ。それをぐるぐる繰り返す。
わかりやすくて、直接的で、でも抽象的で。何にも進まなくて、2人がどうなったかなんてわかるわけがない歌詞。
そんな言葉を、作詞作曲をしたボーカルの清水依与吏のあの声で、単純でゆっくりなメロディーを歌う。しかも、9年も前から。
最近よく流れていて、やたら私の耳に残るSixTONES「マスカラ」も同じように、ラジオやテレビで「わたがし」と同じように「世の中の音楽」というくくりで流れているわけで、なんか不思議だなーと思う。
9年も前の、(言い方は悪いかもしれないけれど、)あの単純で単調でそのまんまの曲が、つい最近作られた「マスカラ」と勝負していて、全然負けていない。ていうか、私的には勝っている。
音楽は勝ち負けじゃないし、個人の感想なわけだけれども。
でも、料理で言うと素材そのものと、ソースで勝負している高級料理。みたいな差があるなって思う。で、高級料理も美味しいけれど、採れたてのやつが結局いいよね、みたいな。
「マスカラ」なんて、先ず歌い手がジャニーズなわけで。しかも作詞作曲はあのKing Gnuの常田。SixTONESの中には、あの京本政樹の息子までいる。
PVでも音楽番組でも、若くてかっこいい男子が、最新鋭?の技術を使ったキラキラしたバックで一生懸命歌って踊る。プロモーションだって、当時のback numberに比べたら相当な差があるだろう。
話だけ聞いたら、back number全然勝ち目ないじゃん…ぜってー無理じゃん…みたいな感じなのに、私は9年前のback number「わたがし」の方が大好き。
「マスカラ」だって好きだけれど、やっぱり、単純で心に響いてそのまんまな「わたがし」が好き。
単純単純と言っている「わたがし」だって、そりゃ色々やってるし、計算もしているんだろうけれど、音楽に詳しくない私はそう思う。
んで。思った。
私は、「わたがし」みたいなブログが書きたい。
このブログを書く私は何の肩書もないし、過去の栄光もないし、特別な知識もない。40代で独身で、誰にでもできる派遣社員をやっている。色々と足りていない。
そんな私がただ、地方の片隅で思ったこと、考えたこと、感じたことをせっせと書いているだけ。どこに住んでいるかも言わないし、写真も載せないから当然顔も出さない。声も出さない。
相変わらず文章も上手にならないし、中途半端な記事やまとまらない事も多いなぁと思うけれど、私には毎日こつこつと書くことしかできないから、書いている。書くことが好きだから、ただただ楽しくて書いている。
そんな私だからこそ、back number「わたがし」みたいなブログがいつか書けるかもしれない。
ほんとはすっごく難しいことは知っているけれど、そう思わせない「わたがし」っていうかわいいタイトルが憎くて好きだ。
まわりみでしたー。
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