地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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「なつぞら」の夕見子ちゃんについて、ただ書きたいから書く

超今更、朝ドラ「なつぞら」の夕見子ちゃんについて。


mawarimixx.hatenablog.com


地方に住み始めて、朝ドラを毎日観るようになって思うのは、主人公は何かと上手くいくなぁということ。ええそうですとも、ひねくれ者ですとも。
朝ドラって、ある人物の一生を描く。で、見ているとやっぱりね、結局上手くいくし、周りに恵まれるし、最後は良い感じにまとまる。
これぞ、朝ドラ。だから、朝ドラ。


ただ、「半分、青い。」の、ある時ぷつん、と仕事への意欲が切れる所とかは、超現実的で良かったな。北川悦吏子先生バンザイ!だった。私好みだった。
でも、「なつぞら」「まれ」「ひよっこ」あたりの主人公は、全然私好みじゃないキャラクターのまま終わっていった。


特に「なつぞら」で主人公がアニメーターとして頑張っている時、子供の面倒を元アニメーター仲間のまゆゆが、自分の子供の面倒と共に見ていてあげている場面とか、めちゃくちゃ私には引っかかってしまった。
確か、まゆゆは自ら協力を申し出ててはいた。でも私はそれを見て、まゆゆ可愛そう過ぎる…と思ってしまったのだった。
朝ドラ主人公の成功は、脇役の我慢の上に成り立っていることが多いと思って見ている。
そういう見方しかできない私はまゆゆと同じく、可愛そう過ぎる…。のか?まぁいいや。


で、本題の「なつぞら」の夕見子ちゃん(福地桃子)。
夕見子ちゃんは、劇中では母(松嶋菜々子)の本当の子供なのに、主人公である本当の子供ではない同じ年齢のなつ(広瀬すず)と違い、家業の酪農に全く興味がなく、読書と勉強と近代的な思想に沿った子供時代を送る。
大きな希望を持って、難関の北海道大学へ。その後、先輩と謎の東京への駆け落ちをしたりしたのだけれど、結局、父の勤める地元の農協へと就職。最後には、幼馴染の雪次郎(山田裕貴)と結婚し、嫁ぎ先の和菓子屋で働く。


私は主人公・なつよりも、この夕見子ちゃんの物語にとてもドラマを感じた。
主人公のなつだって身寄りのない中でまっすぐ育ったとは思うけれど、あんな太陽みたいな女の子 なつ(しかも広瀬すず!)が側にいる中で、夕見子ちゃんは本当にまっすぐ、素直な女の子として育ったことは奇跡だと思っている。


雪次郎と結婚することになった時は、本当に感動したし、心から良かったねと思った。もー、あの回は最高だった。夕見子ちゃんは健気でかわいかった。
同時期に、なつも一久さん(中川大志)と結婚したのけれど、こっちは予定調和でまじでどーでも良かった。
その後もトントン拍子に東京で仕事をする主人公のなつ。イラついたよね。面白くなかったよね。


それに比べて、子供の頃から近代的な思想の持ち主で酪農を否定していた夕見子ちゃんが、父と共に農協に勤め、嫁ぎ先の和菓子屋で働く方が面白かったし、かわいかった。


都会から地方へと出戻った私は、自分と重なる部分の多かった夕見子ちゃんが大好きだった。そう、それが大きい。
だから、雪次郎の考案した雪月「おバタ餡サンド」のモデルらしいという、柳月「あんバタサン」も、時々スーパーでやっている北海道フェアの時に買って食べている。地方の片隅で、大好きだった夕見子ちゃんのことを思い出しながら。


実は味もデザインも六花亭「マルセイ バターサンド」の方が好み、でも思い入れでカバー。
まわりみ



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