地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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「人生の楽園」で紹介される人が変わってきた

地方に住むようになって、テレビ「人生の楽園」を見る機会が多い。


www.tv-asahi.co.jp

憧れの田舎へのIターン
愛する故郷へのUターン
50歳を過ぎてからの新たな挑戦…。
”自分にとっての人生の楽園”を見つけ、充実した第二の人生を歩む人たちの暮らしぶりを美しい風景や美味しい食べ物などと共に紹介します。

幸せの形は人それぞれですが、様々なセカンドライフを紹介しながら新しい生き方を提案する、『いい人生の歩き方発見番組』です


この番組、取り上げられる人たちがここ数年で変わってきたような感じがある。
4年くらい前までは、「定年退職後に1人でUターンして農業をやっている男性」がよく出ていたのに、今は60歳を待たずに退職して夫婦で農業、とか、定年後に奥さんはカフェ担当、男性も野菜作りで貢献、などの、仲良し夫婦が大前提。


だから以前は、「こんな山奥だもん、さすがに奥さんついて来なかったんだね…本人は楽しそうだけれど、事実上これは別居だね」「現地の同じような境遇の元同級生たちと酒盛りとかしちゃって、やっぱおっさんは酒好きだよねー」「結局なんか、孤独で寂しそう」などと思うことが多かったのだけれど、今はそういう人は出てこない。


現地で新しく出会った何かしらの活動をしている仲間と、夫婦で良い関係を築いていることが多い。夜に男性だけの飲み会がなさそうな感じの、昼間にお互いの知識を教え合ったり、育てたものをただ交換するような関係。


この番組を見ていると、ほんと人には色んな生き方があるし、みんな元気だよなぁと思うことが多い。
そしてそれ以上に、夫婦のあり方や生き方を若いうちからしっかりと考えてる動いている人が、ここ数年でぐっと増えてきているのかも。


以前は、元々両親から受け継いだ農地があるから、定年後に夫1人、もしくは夫婦で野菜作りに挑戦パターンが王道だった。
でも今はそうではなくて、夫婦でしっかりと老後のことを含めて早くから話し合って移住タイミングを決め、全然知らない土地を自ら探して、農業だけではなく、それぞれやりたいことをやっている人が増えているみたい。そば打ちとか、カフェとか、スイーツ販売以外にも、色々ある。


みんな充実した表情をしていて楽しそう。刺激を受ける人多いだろうな。
だってこの番組は、成功パターンしか紹介していないから。何と言っても番組タイトルが「人生の楽園」だから。
この楽園、何年くらい続けられることができるものなんだろう。具体的なお金のこととか、どうなっているんだろう。例えば、配当金で生活費を補填していたりするのかな。


こういうことを言わないのが、日本人というか、世の中というか。
老後へ向けて色々と考えなければいけないこの時代、お金のこととセットで紹介する番組はないものだろうか。


それじゃあ夢も希望もないけれど、もっとテレビで現実を見せるべき。
まわりみ


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