地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

<当ブログは広告が含まれています>

「リコカツ」の2人が住むのは、かつての憧れ泰山館!

ドラマ「リコカツ」が大好きなのは、泰山館も見られるから。
泰山館は、目黒区にあるいわゆるヴィンテージマンションで、ドラマ内では主人公の2人、咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の新居の外観として使われている。女性誌編集者である咲が気に入って、リノベして住んでいるという設定。おしゃれー。
もう建って古いけれど、とにかく緑が豊富な環境で、意匠が凝っていて、低層で。
かなり私好みの素敵さで、ドラマにとても似合っている。渡り廊下を歩くだけで幸せな気分になれそうな感じ。


都会に住んでいた頃、このマンションにものすごく住みたい時期があった。収入や立地を考えたら難しかったけれど、数か月でもいいから期間限定で住めないかな、とさえ思っていた。そんな物件は、後にも先にもも泰山館だけ。
泰山館には、ワンルームで約30平米の部屋も1つだけある。1階っていうのは少し嫌だけれど、そこは数か月なんだから妥協して、なんて思っていたり。もしくは、思い切って広めの部屋を…と考えたり。


当時の知人にその話をしたら、「いいじゃん、そういうの大事だよ」と賛成してくれてもいた。でも私は、ワンルームの部屋が1階にしかないことについてブツブツ言ったりするだけで、実際には動かずに、現実にはならなかった。
結局私は、泰山館はおろか、引越しというものを全くせずに横浜のワンルームで過ごして、地元へ戻った。


そんなこんなで10数年後、大好きなドラマ「リコカツ」で今、泰山館がばんばん出ている。憧れだった泰山館が、大好きなストーリーの舞台として映像で見られるという幸せ。
こんなことってあるのだろうか!というくらいにドラマを見るのが楽しい。泰山館のシーンを、凝視して見ている。


やっぱり素敵だなぁ。私が住みたいと思っていた頃と変わっていない雰囲気だなぁ。というか、更に植物が育って良い感じになっているみたい。そんなことを考えながら見ている。
やっぱりちゃんと調べて、もし住めたのであれば、短期間でも住んでみたら良かったな、という少しの後悔と共に。


そんな今だけれど、ドラマのはじめは、全然気づかなかった。
あんなにも好きだったのに、実際のところすっかり泰山館の存在自体が私の頭から消えていて、あんなにも憧れた泰山館の印象的な外廊下の映像を見ても、しばらく何とも思わなかったのだ。


ドラマを見ていくうちに、あれ?ここって??知っているような???と、じわじわ思い出し始めて、数話目のエンディングで「泰山館」という文字を確認して、やっと気づけた。


これは、かなりショックだった。
都会時代に唯一、ぜひとも住んでみたいと思っていた憧れのマンションだったのに、忘れていたという事実。かつて何度も何度もサイトを見たり、載っている雑誌を眺めていたのに。
人って、こうやって色んなことを忘れてゆくのかな。
悲しい。人は忘れるから生きることができる、とか言うけれど、これは覚えていたかったな。


まぁ、今回は思い出せただけで良しとしよう。
まわりみ



http://www.taisankan.jp/www.taisankan.jp
www.realtokyoestate.co.jp

www.tbs.co.jp

mawarimixx.hatenablog.com


【日記ブログ】行動半径2.5キロの地味な日常
mawarimixxdialy.hatenablog.com


【Instagram】写真とひとこと


【楽天ROOM】ブログに登場した「愛用品」などのまとめ


【Twitter】更新報告ばかりで、ほぼ呟いてません
まわりみ (@mawarimixx) / Twitter

プライバシーポリシー お問い合わせ