先週のラジオ「あさナビ」で、ヘアドネーショのことをじっくり知れた。それまではただ、髪の毛の寄付をどこかしらの団体がやっている、という認識しかなかったのだけれど、今回、色々と知れて良かった。
31センチから寄付できるようになること。1つのウィッグを作るのに、50〜100人分の髪の毛が必要なこと。最近では寄付する人の40%が10代なこと。髪の毛を寄付する人を、ドナーと呼んでいること。
3年位前に都会時代の知人が、ずっとショートだったのに髪の毛を伸ばしていて驚いた。聞けば、髪の毛を寄付するために伸ばしているという。「もう少しで寄付できる長さになるんだー」と、楽しみにしているようだった。
自分の知っている人でそういう人に出会って、軽く衝撃だったのを覚えている。そして、優しい方だもんなぁ、素敵だなぁ、と思った。
私はその後、全然ヘアドネーションについて特に関心も持たず、調べもしなかった優しくない人間。いやいや、人にはそれぞれ時期があるのよ!
このヘアドネーション、数年前に柴咲コウさんがドナーとなり、一気に広まったそう。そして今、黒木瞳さんもドナーになろうと、髪の毛を伸ばしているそう。皆さん、色々やられているのね。
私の知人もやっていたわけだし、都会では、ぽつぽつと増え始めている動きなのかもしれない。一般的なことになってきているのかもしれない。
もしかしたら、都会の10代、20代の間では、割と当たり前の寄付の形として定着しているのかもしれない。
残念ながら、地方では全くそんな話を聞いたことがない。ヘアドネーションが地方の人々に広まるのは、早くてあと5年くらいはかかるんじゃないかな、と思っている。
広まると言っても、みんながドナーになるのではなくて、そういう寄付の方法がある、という認識が広まるまでは、という意味で。
流行りの食べ物は商売だしすぐに始められることが多いので、数ヶ月でこちらもにも届くけれど、こういう、人が自らがする行動は、地方は保守的なので、広まるまでは10年くらいかかるイメージ。
未だに私が住む地方では、女性が男性と対等に働ける職場は少なく、結婚するのが早い人が多い。結婚後は子供を2人以上は産み育て、家を購入するのが当たり前。車は大きくてピカピカでかっこいい。
もちろん、そうではない人もいる。けれど、それが王道。普通で当たり前。そこから外れたら、何だか変わった人になる。
都会では、そんな人生の方が変わった人だったんですけど!
そういわけで、行動をしなければいけないヘアドネーションが広まるには、時間がかかるのではないかと思っている。髪を毛を伸ばすだけでも、時間がかかるし。
影響力のある誰かによって、一気に広まる可能性、あればいいな。
ところで今回、私はヘアドネーションについて色々知ったわけだけれど、残念ながらやりたいとは思えなかった。というより、私は今、髪をあまり長く伸ばしたくない生活を送っているので。
シャンプーを買うという形で資金援助もできるそうだけれど、それもやりたいとは思えなかった。
私は、10年以上別の所に、寄付というかサポートをしているから。できるなら、それをずっと続けたいから。
寄付やクラウドファンディング、ちょっといいなと思って興味を持ってそれを全てやっていたら、人の生活は破綻してしまうし。
マッチングって難しいなと思う。
今回、ドナーは10代の人が1番多くて40%を占める、ということにすごく嬉しくなった。10代の頃に、髪の毛を伸ばすという行動で、誰かを救える現代。お金を稼ぐ年齢になる前に、誰かを救えることができる今。
世界はだんだん良くなっている。ファクトフルネス!
とても勉強になったし素晴らしいと思ったけれど、今回はごめんなさいなので、この記事をすぐに書いてみました。
まわりみ
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