地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

「プラザ」と言えない地方の私がソニプラを語る

ここ地方には、ないお店はたくさんある。とはいえ食べ物も服も雑貨も、買おうと思えば欲しい用途のモノはだいたい揃う。地方生活にも慣れてきたので、”あの店に行けばあれがある”というのはだいたいわかっているし。
けれど、買いに行って楽しいな、とりあえず何か買いたいな、というバカヤローな気持ちの時に行く、ちょうどいいお店がここにはない。
例えばソニプラみたいな。都会の駅ナカにもあるような。


ソニプラ。ソニープラザ。今は「プラザ」。
私が都会に住む前も、住んでいた頃ほとんどの時期も、ソニープラザは「ソニプラ」で、私の中で「プラザ」が染み付かないうちに地方に住むようになってしまったから、ここでは「ソニプラ」。


ソニプラって、今思えば素晴らしく幅広い品揃えの店だった。感度の高い何でも屋さん。
あれはちょっと真似できない。


よくよく考えたら、地方にはソニプラのようなお店がない。
雑貨屋はある。けれど、同じ店内に食品や輸入菓子はない。服もないし、靴もない。
地方にだってカルディはあるし、大きめのショッピングモールの食料品売場のチョコレート売り場は盛況だし、他のフロアでは服も靴も売っている。
それぞれの場所に行けば、それぞれ欲しいものはある。ちょっと妥協が入る時はあるけれど。


でもソニプラみたいに、文房具売場のすぐ後ろの棚で変わったパスタやチョコレートやウエハースが並んでいないのだ。今思えばあれはとても凄いことだった。そういうお店が身近になくなって、私は何だか面白くない。


とりあえずソニプラに行けば何か新しいものがある。当時はそのとりあえず感を無意識に求めて、私は足を運んでいたような気がする。そこでその日に気になった何かを買って、日々の小さなストレスを満たしていたよなぁと改めて思う。
その時の私にとって、それは食べ物でも、ハンドクリームでも、メモ帳でも、何でも良かった。


モノの力は偉大。
無駄遣いだけれど、無駄遣いではない。そういうジャンルのお金は、確かに存在していると思う。


品揃えでいえば無印良品もまさにそういう感じではある。でも、無印の場合は統一感がありすぎて、緊張感が伴う感じ。
ソニプラの、あのガヤガヤしたモノたちが、疲れた心にちょうど良かったな。
時々、ふと懐かしくなる。


あの時寄り添ってくれてほんとありがとね。
まわりみ




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