地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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地方でお別れ、メガバンク

先日、もう用事のなくなったメガバンクの口座を解約。すっきり。


銀行だし、4月だし、開店の9時に行かないといけないかなぁと思っていたものの、到着したのは9時半過ぎ。なのにお客さん、誰もいないんですけど…。
案内係の方は2人。暇だろうなぁ。
約15分間の滞在で、私以外、個人客は誰も来ませんでした。メガバンクの地方赴任、時には悪くないのかも。


ここ地方では、やっぱり地銀を使う人が多い。どの支店も車がじゃんじゃん出入りしていて駐車場は大盛況。ショッピングセンター内のATMも、めちゃめちゃ並んでいたりもする。


その時間無駄すぎるー!と思う私はおかしいのかな。みんな、何の疑問も持たず、今日はお給料日だから並んでいるなぁ、とただ思いながら並んでいらっしゃるのだろうか。まぁ、都会だってそうか。


それに比べて地方のメガバンクの支店は、この辺りでは駅前にある1店舗しかないというのに、こんなにも暇なのかぁ、と衝撃だった。
Twitter上では、ATM障害のアレコレで解約を決めた方々が何時間も待ったという話も見るのに。
こういう時に、地方と都会の差を感じる。都会で使ってた銀行口座を解約したくなった今、地方に住んていて良かったと思った。
都会は人が多すぎて、何かと待ち時間が長すぎる。


ところで今回、案内係としてお世話になったのは、恐らく定年を迎えた後にこの係になったであろうおじさん。私の持っていた、約20年前に作った、旧 富士銀行のヒロ・ヤマガタデザインのキャッシュカードを見て、「懐かしいですねぇ」とおっしゃった。


この方は、旧 富士銀行出身の方なのだろうか。こんな地方で働いているのは、定年を迎えた時にこの支店だったからなのか、それとも定年後のポジションをこの場に指定されたからなのだろうか。
銀行勤務といえば転勤、転勤といえば銀行勤務。その辺の事情が気になる。私にはどうでも良い、相当な他人の人生事情をよく考える私。


そして自分のことも考え始め、都会生活でのメイン口座だったこの口座と離れるのはすこし寂しいし、感慨深いなぁと思った。お金と生活は一体だから。
地方から都会へ就職し、給与振込用の口座を作ってくるようにと言われ、たまたま選んだ銀行口座。ずっと都会での私のメインバンクだったこの口座。
作った時は、こんなに長い付き合いになり、そしてこんなにもあっけなく、地方の片隅で別れることになるとは思ってもみなかった。


地方に住む今、私はこの口座を殆ど使わなくなった。そして今ニュースでは、ATM障害などの為に解約が相次いでいるよう。
あんなにも華やかそうだったのに、今の私にとって何の魅力もないし、世の中の風当たりもきつくなってちょっと残念な銀行に。


生きていると似合うものは、どんどん変わってゆく。
まわりみ




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