地方に住むって、こういう感じ

20代を都会で過ごした女が、地方に戻ってひっそり幸せに暮らす様子。

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地方で終わりを迎えたエヴァンゲリオンと私の物語

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観て、やっと終わった、やっぱり結局エヴァはエヴァ、ということに納得。
終わるまで25年、長かったなぁと思った。


私の場合、地方で見始め、その後都会で過ごし、25年後の今、地方に出戻って終了を迎えた。感慨深い。


これから書くのは、エヴァンゲリオンと私の物語。
誰にでもある、エヴァンゲリオンと私の物語。
だって、25年。それぞれに人生がある。
エヴァンゲリオンなんかに、他人の人生なんかに、ずっとかまってはいられない。








↓ネタバレあり


私が中学3年生の時に始まったアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は、当時、これまでにない新しいアニメでかっこよかった。その時私は、生まれてからずっと住んでいた、そして今も住んでいる地方に住んでいて、第3東京市も何も、普通の東京がどんな所かも知らなかった。
25年後のエヴァの終わった今、テレビアニメのエヴァを見始めた頃にいた地方に戻って生きている。何だか物語ともリンクしているみたいで感慨深い。


都会に住んでいた頃も、新作が公開される度に観にいった。
その間、ニュースで定期的に映画の延期を知らされたり、劇場に足を運んだり。ずっとずっと、エヴァと共に歩んだ、とはとても言えない距離感だったけれど、意識はしていた。そんな存在。


観るのは数年に一度だし、ほぼ見返したりもしないしで、はっきり言って細かいストーリーは忘れてしまっている。だから、自分が本当にエヴァを見終わったのかは自信がないけれど、でも今回の映画を観て、エヴァはエヴァなんだな、と思った。


テレビアニメ放送の頃に聴いていたラジオ「Come on FUNKY Lips!」。当時、今田耕司と東野幸治がエヴァにはまり、エヴァスペシャルの回があった。
その時にプロデューサーがゲストに来られ、「製作期間の庵野監督は、碇ゲンドウっていうよりも、碇シンジみたいだった」と言われていたのがすごく衝撃的で、それを私はずーっと覚えていたのだけれど、「シン・エヴァンゲリオン」で、ものすごく納得。


碇ゲンドウも、碇シンジみたいだった。そして彼らは、庵野秀明監督でもあるのだろう。
弱くて、寂しがりで、強がりで、近くの人間にすぐに影響を受ける、人間らしい人間そのものを、エヴァンゲリオンという壮大に見える物語を通して、25年間ずーっと見せられていたんだな、と思った。


完結となる今回の映画で、綾波レイが農作業などをして人間らしさに触れたり、ちょっとした部分で監督の故郷の日本酒(獺祭)を出したり、最後に至っては故郷の駅を実写で出したり。
そしてそして、妻の安野モヨコがしっかりと作品に参加して、がっつりクレジットされている事実。


エヴァが始まった頃、監督は全然そんなことする人じゃない感じだったのに、どんどん人間らしく、プライベートになっていったエヴァンゲリオン。


25年間かけて、結局これかぁ、という感じ。
だから、良い作品だなと思った。良かったと思った。


個人的な物語は面白い。
まわりみ



www.evangelion.co.jp


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